よろず部屋 品書きへ


21.HTML三題

 ポリシーよろずの15番等などに書き散らしていることだが、よろず雑感堂はHTML3.2準拠を目指している。最近はAnother HTML-lint gatewaytidyでのチェックはサボリ気味だけれど、一度テンプレートを作ってしまえばあとは本文追加だけなので、そうそう凶悪なソースは書いていないつもり。


 ソースの内容を把握していられるのは、テキストエディタ(私は秀丸)でHTMLを書くから、である。HTMLエディタを使ってしまうと、見栄えのチェックはするとしても、ソースまではなかなか見ないのが通例。で、大抵の場合、自分が意識していない、あるいは理解していないタグがわっさわさ付くのだ。例えば職場で(やむなく)使っているMS Frontpage...所有者情報だのGENERATORだの、余計なお世話だというのだ。Frontpage以外ではHOTALLをちょっと触った程度なので、HTMLエディタすべてがそうだというつもりはないけれど、それぞれそれなりに余計なソースを出力するんではないだろうか。
 今年の春頃までは、タグもいちいちすべて手で打ち込んでいた。手が覚えてしまうと、ほとんど苦にならないものである。むしろ、"おらぁ、いまHTMLソースを書いとるだぁ"ってな実感があって、なかなかによろしい。現在ではさすがに、常用タグはIMEに単語登録したけれど。

 HTMLエディタ以上に凶悪なのが、MS Officeである。
 通常の駄文を書き連ねるには秀丸でなんにも問題ないんだけど、表組みは辛い。雑感堂でいうと、例えばZAU部屋13番。こんなもの、手書きでやったら気が狂う。
 ということでやむなく、MS Excel 97のお世話になる。書くだけ書いて、全部整形して、おもむろにHTML形式で保存。必要部分だけを切り出して、ページテンプレートに貼り付け。
 楽なのはいいんだけれど、やはり余計なタグがつく。<FONT FACE="MS Pゴシック">とか。まぁこの程度であれば、一括置換でずばっと消し去ってしまえるから、なんてことはない。ALIGNタグが時にうざったいが、これも置換で対応できる。
 ここまでは"便利"と言える範疇なのだが、MS Officeは、2000になってStyleSheetに対応した。これがねぇ...  雑感堂の表組みを作るには、まったくもって不向きである。雑感堂はStyleSheet使わないんだってば、HTML3.2なんだから。セルのサイズも固定したくないんだってば、スクロールの嵐になるでしょうが。
 置換で消そう、たって、えらい手間である。スタイル定義を含んだ長大な(ほんっとにでかい)ヘッダ部分は根こそぎ削除してしまうからまだいいが、当然ながらBODY部分にも、スタイル指定を始めとしていらん記述がごそごそある。しかも下手をすると1セルごとに指定しているスタイルが異なるわけで、正規表現を駆使するといっても、すべてを掃除するのはものすごく大変。手間としては手書きといい勝負やんけ、てなもんである。
 Office XPは触ってもいないのでこのあたりどうなっているのかわからんけれど、XMLなんだそうだし、やはりHTML3.2こだわり派には不向きだろう。


 そうやってぎりぎりとシェープアップしているつもりでも、雑感堂トップは、日々の雑感更新分を除いたガラだけで現在8.44KBある。うぅむ。日々の雑感部分は要するに雑感のたれ流しなのであって、メインはあくまで品書きの中身のつもりなのだが、ちなみに現在、品書きだけで6.25KBである、わはは。

 このメニュー構成も、当初ずいぶん悩んだ。雑感堂開設のはるか以前から追いかけていた、自称"ウナギの寝床ホームページ"である今日の必ず得する一言に詳しい考察(Dec.1998の30およびNov.1999 の12)があり、これをパクらせていただこうかと思っていたのだ。メニューに続いて本文が続く形。確かにウィンドウは一つで済むし、なにより検索性に優る。
 雑感堂は半ば自分のための覚え書き集大成であって、あれこれやるときに自分のネタから検索することはかなり多い。現状だと、ローカルに保存してあるWeb構成ファイル全体に対してgrepなんぞということになってしまう。これがすべて一本のHTMLになっていれば検索は容易なのだが...
 本ネタは現在780KB、平均すると一本あたり約9.4KB。馬鹿正直にウナギの寝床をやったらえらいことである。自分の為にはともかく、誰も見ないってそんな膨大なテキスト。新規追加ネタだって、独立していた方が見やすかろう。今日の必ず得する一言は、実は一月ごとにうまいこと分割してあるのだけれど、まぁ結局はそうなるのならば、本ネタ一本ずつ分割でも本質的には変わるまい。
 一本読む毎に品書きに戻らにゃならんという面倒さはあるが、あれこれバランスとるとやはりこの形か。

 残るは品書きをどうするかなんだけれど、メニューの階層化はしたくない。開架式の図書館とでもいおうか、要するに品揃えは一目で見渡したいのだ。トップの見渡しで全体が把握できるようにしたい。
 これをやると、トップが重くなることは自明である。品数が増えるほどに品書きが伸びるのだから。承知の上で、それでも開架式にしたい。メニューを追うのにクリックに次ぐクリックというのは、どうにも効率的とは思えないのだ。

 というわけで、6.25だの8.44だのという数字になってしまう。これに日々雑感分が加わって、雑感堂トップのサイズ。興が乗ったり書庫への吐き出しをサボったりすると、すぐに合計20KBなんてことになる。できるだけ15KB以内にしようと思ってはいるのだが。
 ふと思いついて、gethtmlでローカルに溜まっている1300個の*index.htm(l)を調べてみたが、下は1KBから上は140KBまで、平均すると10.7KBほど。もちろんこれは純粋はテキストだけのサイズであって、たいていの場合はこれに画像が加わるわけだし、単なるフレーム指定ページだったりする場合もある。従って意味合いには乏しいので、統計処理まではしていない(本当は、サイズの分散を入力するのが面倒なだけ。ただ、ぱっとメノコでみる限り、かなり極端な左肩上がりの分布である。とうてい正規分布ではない。だからほんとは、平均なんて意味がない)。
 でもま、15とか20KBあたりであれば、いいかな、と。世間的にはそれなりに通るサイズではなかろうか。
 ちなみに、本ネタそのものについては、容量の制限はないものと思っている。最大のものはZAU部屋31番だが、これでも23KB。これ以上のものはとうてい書く気がしない。サイト全体では実は書庫の面々が結構でかいのだが、それも39KBが最大である。ま、よかんべ。


 というところで、そうもいかんのが携帯Webである。PHS一筋の私は、携帯でWebを見るという経験がない。ぷる〜んさんから"雑感堂トップは容量オーバー"と聞くまで、まったく意識していなかった。
 職場にころがっていた宝島MOOK(作る!ケータイWEB 作成・活用完全マスター)によると、携帯向けWebの容量制限は、、iMODE:2KB、EZWeb:1.2KB、J-SKY:6KB。日進が月歩しているわけだし、機種によっても異なるらしい。iMODEの最近の機種では10KBまで大丈夫とのこと。同じくぷる〜んさんに教わったAll about i-modeも見てみたが、iMODE全機種共通のページを作るなら5KB以下を厳守、2KB以下推奨だって。
 一方ではEZ-Webなこばやかわという人は雑感堂トップおぉけぇ(でも縁側はNG)らしく(情報感謝)、どうもよくわからんところもあるのだが、いやぁなにせ、そんなに厳しいとは。あのぅ、32KBくらいはいけるんじゃないかとか勝手に思い込んでたんだけど。いくらクンロクったって...いや、よくわからん話をぶつぶつ言ってもしかたがない。パケット料金との絡みもあろうし。
 なにせいこれでは、よろず雑感堂本ネタを携帯でというのは、ムリである。確かにあの画面で読んで快適とも思えんけれど..."ブラウザを選ばない"基本方針にはミソがついたなぁ。むむぅ。
 UA判定して専用の別ページに飛ばすという手もあるにはあるが、それでは問題の解決にゃならんし。残念ながら、日々の雑感以外は携帯NGとさせていただくしかない。

 タグについては雑感堂は問題なさそうなのが、ちょいとだけ救い。とはいえこれも日進が月歩しているし、よくわからんことが多い。なにしろiMODE対応HTMLだって、既にバージョン3.0だし、EZ-WebはHDMLだそうな。前述のムックによると、たとえば<P>タグの定義。iMODEでは段落で、EZWebには定義がなく、J-SKYだと空白行だと。
 んな調子で勝手気儘をやっておるんでは、全機種全ブラウザで問題なく見られるページなんて、作る気がしない。もちろん世の中にはパスが用意されていることだろうけれど、確認手段がない私としては、ここらで失礼させていただくのが順当だろう。
 "容量以外の理由で見られないページが多い"とお嘆きの向きにはお役に立てず申し訳ないけれど、"自分とこがよけりゃそれでよし"という卑怯モード。とりあえずは、HTML3.2でよかったね、ということで。


 この分野は毎日いじっているだけに、実はもう少々話題があったりもする。未成熟なので、とりあえずは最近気になったネタで三題噺。本稿これまで。

(2001/08/30)