よろず部屋 品書きへ


19.杜の都でどんじゃらほい

 行きの新幹線の中では、とにかくVisor Edgeの話題だった。
 大将がコレ買って以来はじめて、というか、解説付きでPalmマシン触るのって私はじめてだったんで、ほぉほぉとうなずき頻り。とくにあれだね、グラフィティの操作感というのは初めて実感。物理的にはE1のキーボードの方がはるかに速いと未だに信じているけれど、なんというか、エリアにすっと書くと次の瞬間ばしっと認識される快感とか、後退/変換/確定ってあたりがただ一本線を引くだけでずばっとできちゃうとか(この部分は大将も強調していたけれど、マジでZaurusより快適かも)...
 触んなきゃわからん、ってのを痛感。
 でもなぁ、あの"ぶざま"としか言いようのないランドセルはなぁ...おまけにP-in Comp@ctは使えてもCFはNGだっていうし、電池は保たんというし。
 今時のPDAで通信が弱いってのは厳しいぞ。あ、あと、私は実感するとこまでいけなかったんだけど、ATOKがぢつはあんまり優秀ではない、そうな。
 ま、この辺は大将の裏サイトで連載中なんで、そちらを。ちなみにザウポケ本家ファンの方々、心配は要らないようですよ、ふふふのふ。

 なんて話をしているうちに、仙台着。はい、今回の旅の目的はなにしろ、トラップさんに会うこと。もともとはぱたぱたキーボード絡みで大将がトラップさんとこに行くって話が(もうだいぶ前から)あって、んなこと言ってるうちにスーパーブックの話になって、追い込みできっつい時期に"終わったら遊びに行くから"ってのを合言葉に乗り切った、とまぁ、そういう経緯。

 なにはともあれトラップさんと合流、昼飯。牛たん焼き定食旨かったぁ、ってそれはいいけど、なぁんでいきなり1時間半も居座ってるんですかねこの人たち。まぁ店に入ったのが2時前で、こむ時間帯ではなくさりとて客が途絶えてるわけでもなく、店に迷惑はかけてないけどね、食後のお茶飲みながらなんだかんだ話してるうちに、結局ぱたぱたキーボード出てきちゃうもんね。そらぁ長くもなりますわな。
 初対面のトラップさん、まぁなにしろ鞄がでかい。"ひょっとしたら必要かも、と思うとあれこれ入れちゃって"って、結局なにが入っていたのでせう。宿ででもご開陳願えばよかったなぁ。

 夜の部まで間もあり、青葉城址へ。わたしゃぁはじめて。なんというか、以外と小さいとこでしたね。伊達正宗像より、昭忠碑の鳶のかっこよさが印象に残る。
 トラップさんお勧めの"ずんだシェーク"を喫す。ずんだ豆を砕いて、いわゆるシェーク仕立てにしたものなり。豆の味が素直で、美味。かなり腹に溜まるけど。大将は(やめときゃいいのに)メニューにあった"みたらしシェーク"に鞍替え。一口もらったけど...そりゃ不快な味じゃないけどね、大将は"キャラメルですね"って言うけど、いやぁあれはみたらしでしょう。例の、醤油甘いだんごタレそのまんま。なにしろしつこいったら。速攻で飲み干してたなぁ...それしかないだろうけど。

 青葉城址散策中の雑談で、トラップさんから情報。eggyでは、1GBのmicrodrive使えないんですと。あらぁ、知らんかった。"使えない"となったらどうあがいても使えないレベルなんで、しょーがないですなぁ。
 もういっちょ、VR1で録画したものがeggyで観れないって話、そこにパッチ当てるのがASFinfoの機能なわけだけれど、なんとVR1の設定変更ユーティリティのファイルに細工して、そもそも録画されるファイルをeggy対応にしてしまったという方がいらっしゃるそうで...。おまけにFAT情報までいじって、VR1から抜いてeggyに挿せばそのまま、ディレクトリ移動なしで再生可能だ、とか。うぅん、世の中ってヤツはまったく。

 歩いて宿に帰る途中のアーケード街で、"伊勢エビキャッチャー"って幟が。私ゲーセン行かない人なんで、知らなかったよそんなの。"本物の伊勢エビぃ? うっそだろをい"という私。"じゃぁ見てみなよ"ってことで入ってみたら、いやぁほんとに伊勢エビ動いてましたね。まぁろくな扱いうけてないだろうから、食って旨いとは思えんけど。
 さてそしてところが伊勢エビの隣は、亀キャッチャーでした。さすがの大将も"亀は知らん"。ミドリガメだなぁ、と思ってみてたら、"スッポンの赤ちゃんが入ってます"との貼り紙。うおぉ、ほんとにいるよ、スッポンだよぉ。
 こりゃぁ是非ともトライしてゲットして持って帰って飼育して、よろず雑感堂にスッポンコーナーを作るのだ、って話になったけれども、うむぅ、今回は結局実行せず。宿題ね、宿題。

 さて夜の部、トラップさんの友人であるところのZaurus使い、ぽんさんと合流。この方はNifty FZAURUSの昔の中心人物という方で、まぁほんとに明るくて面倒見がよくて、どうもどうもお世話になりました。市内"河童亭"にて呑む(トラップさんとぽんさんは下戸にて、ひたすら烏龍茶。残りの二人はいつものとおり)。トナカイの刺し身、たん刺し、その他もろもろ、おいしゅうございました。いい店だったなぁ...

 席上、ぽんさんが突然曰く、"せっかく遠路いらしたんで...お二人のどちらかに持ってっていただこうと思って、プレゼントを用意しました"...はぁ、それはどうも。んで、なんですか。じゃん。
 ...げ、げげげのげ。PV-F1だよぉ。
 魔鏡嫁入りオフの時にアレックスさんからいただいた"PV-F1レッスンビデオASF版"。MI-E1でこれを見るというシュールさが個人的に大受けだったわけだが、ありゃまぁなんと、現物が手元に。そーいうわけで大将にはすまなんだけれど、私がいただきました。
 まだちょっとしか触ってないけど、MI-110MからのZaurusユーザである遅れてきた私としては、PIユーザがこだわる"シャープローマ字配列"ってのに出会えたのがまずは収穫。"濁点は後づけ"って頻りにしたおかげで("だ"なら"た+濁点"なのね)キーが減らせて、なぁんとアルファベットはたったの14個なんですね。なるほどぉ、こりゃ慣れれば速いやぁ。
 でかいし重いし遅いし、まぁ今使う機械じゃないのは確かだけど、それにしても当時買い値で10万越えたってものを、ぽんさんどうもありがとうございました。で、あのぅ、ペンタッチ音が消せないんですけども、どこに設定があるんでしょう。左端に音符型インジケータがあるってことは、消せるはずだと思ってるんだけど...わからず。レッスンビデオにあるかなぁ。

 飲んで話してるうちにじゃじゃ麺の話になり、盛り上がった末"んじゃぁ行くかぁ"と腰を上げる。じゃじゃ麺...大将の裏サイトにも報告あるけど、さぁて。
 "油そば"をご存知だろうか。アレは我が武蔵境が発祥の地なんだけれど、アレのうどん版を思い浮かべていただけると、おそらく一番近い。ただし、油そばの液状のタレはなく、上に載った味噌ダレをてってーてきに混ぜて食うスタイル。ニンニクとラー油と酢、ね。
 旨いんですこれが。食わないとわかりません。旨いです。食後のスープも含めて。
 んー、普通に行ったんじゃ絶対探せないなぁあんなの。

 ぽんさんも一緒に宿に戻り、ぱたぱたキーボード博覧会ゴッドハンドtohruxさんの美技をひたすら称える。この場面、証拠写真はいくつか撮ったんだけど、顔が見えちゃってて...確認とるのも面倒なんで、とりあえず出しません。

 ぽんさんがお帰りになってからも、残る三人話は尽きず。まぁだ呑んでる二人を相手に、トラップさんは抱えている原稿を取り出して"読んでくれろ"ってんだけども、うぅむ我々、そのレベルの話はほんっとにわからんのですよトラップさん。にも関わらずえらそうにいろいろ言っちゃって、どうもすまんです(私だけが言ったんではないですよ、大将も結構言ってましたよ、為念)。

 さてそうはいってもいつの間にかは眠りについたわけですが(あ、ちゃんと寝る前に大風呂入りましたよ、熱くて気持ちよかったぁ独り占め状態だったし)、翌朝は思いっきり寝過ごし。て、呑み助二人は。トラップさんはずいぶんと早くから起き出してらしたようだけれど...

 チェックアウト時間ぎりぎりに宿出発。とにもかくにも"めしのはんだや"に行かねば。
 これも前夜話に出た店で、なんだか異様に安くて量が多いらしい。まだ体が目覚めてないこともあって、私は飯の"小"(これが普通のどんぶり一杯。茶わん一杯は"ミニ"と呼ぶなり)にノリと卵と豚汁。これで、たったの\252。煙草一箱にも満たん。
 牛めしが\180ってのはここの話なんだけど、今回は食えず。残念なり。これも宿題。

 さてどうしましょ。天気はいいみたいね、てんで、野郎三人松島へ。

 昔社員旅行で一度来たことはあるんだけどなぁ...よく覚えてないや。てんで、まずは遊覧船。あのなぁ、島を見にきたんだかカモメ見にきたんだかわからんっての。1F船尾デッキに陣取りましたが、いやもぅ、餌づけ済みのカモメ共が群がる群がる。おっかないですよ、鼻先20cmってとこまでへーきで寄ってくるんだもん。航速も結構あるし、やつらにとっちゃかなりの向かい風なんだけど、ものともせずにエビセン欲しさに追いすがるカモメども。ほとんど気分はヒッチコック。いちお、ムービー置いておきます。300kbちょいです。
 さてここで、昨夜のはじけすぎと呑み過ぎと寝不足が祟った私、なんと船酔い。二度ほど、船内のトイレに避難いたしました。その後もしばらく不調で...いや、トラップさん、大将、すまんでした。でもま、結局はかなり動いたんで、ご勘弁を。はい、ちっとは自重いたしますです。

 さてと、福浦橋経由福浦島一周。いや、これほんときれい。松島で景色堪能するなら、でっかい遊覧船は恐らく最悪で、歩いて福浦島から見渡すのを楽しむってのが、一番いいわ。あとは高い金出してちっちゃい遊覧船でこまめに回ってもらうか、あるいは...
 ボートのカップルってのはほんと笑わらかしてくれまして、福浦島の隣に引通島ってのがあるんだけど、そこに上陸したんだよなぁこいつら。一周している間ずっと見え隠れしてて、みんなで気にしてたんですけどね。目的地到着を福浦島から眺めてた我々、"お、船つけたんじゃねぇの""お、おぉ、上陸したよ"と騒ぐ騒ぐ。ほんの5分ほどでまた海に出ていったけど、いやぁ、ボート漕いで誰もいない島に着くってのは、マジ楽しそうです。ザウポケ夏オフは、是非ここでボートレースねってことで、これが宿題第三弾。

 仙台に戻って、じゃじゃ麺第二弾。昨夜の店より玄人向けというか本家盛岡に近いスタイルってことで、確かに器が丼じゃなくて深皿だってとこからして、ちょいと厄介。でもねぇ、旨かったんですよぉやっぱり。この食い物、ほんっとお勧め。

 さて不案内にしてトラップさんに頼り切った我々だが、実はそのトラップさんからして知る人ぞ知る方向音痴。駅から宿に向かう段階で既に、ダウンロード済みのモバイルマップ常時参照状態。これ、力一杯役に立った。松島あたりもダウンロードしてみたりして、いやぁ実用的。ちなみに、じゃじゃ麺2軒と河童亭の緯度経度データは、トラップさんからいただきました。

 あとは土産を買って帰路につく。トラップさん、ほんとにありがとうございました。お疲れだったでしょう、二日間。またやりましょうね。
 帰りの新幹線、私はほとんどぐったり。大将はマメに書き物してて、途中駅で裏にupしたりしてたけど...ま、ちょいと遅れたけれど一応今夜中のレポートアップは達成したってことで。
 Zaurus的には、ぱたぱたキーボード確認と動画の話、それにモバイルマップ、かな今回は。やはりゆっくり時間があると、話が濃くなってよいっす。というところで、お泊りオフレポート、お開き。

(2001/06/18)