よろず部屋 品書きへ


5.ぼく、もうだめかもしれない

 昨夜新千歳空港のラウンジ富士にて、KBアダプタの申込やらザウポケ慶事板への書き込みやらをすませ、さて611Sをデイパにしまって、C1も片付けて、と思ったところが、ペンがない

 参ったなぁしょっちゅうこうなんだよなでも今までもそうだったからどうせすぐに出てくるさ、とごそごそ探し出す。大体いつの間にか鞄とかポケットに入れちゃってる場合が多いんで当然そのあたりを重点的に捜索。ない

 デイパのポケットに入っているありとあらゆる雑物共をぜーんぶ出して、指先の神経をフル稼働して中を漁る。ない

 書込みしている時には絶対確実にペンを使っていた。そのまま席を立たずに片付けに入ったのも確かだ。

 んじゃ何かの拍子に落っことしたかと床を探す。ない。このソファは座りごこちがいいぶんすき間が深いな、挟まっとりゃせんかと指突っ込んでスライド。ピーナツのかすやら埃やらが出てくるだけ。

 刻々とフライトの時間も迫る。ラウンジには既にだいぶ前から私一人しかいない。サービス係はカウンタの中で集計作業でもしているのだろうか、ホールの巡回はしばらくない。私の様子を見ていた人は誰もいないのであって、自分しか当てにならん。その自分はただ酒かっくらってはいるのだがいやそんなこと言ったって例の如くビール一杯とロックをダブルで2杯である、自分の行動に空白ができるような酔っぱらいではない。

 ありゃぁとうとう失くしちまったか。まあいいや、CF失くしたわけじゃなし、ペンなぞLaox行けばすぐ手に入るもんな。色が合わんけどクレードル付属のやつが職場にあることだし。

 納得は行かないものの見つからんでは仕方がない、こう自分に言い聞かせながらやれやれと立ち上がって、

 ...気づいた。

 私は...ペンを...


 口に、くわえて、おった。


 気づいた瞬間の顔をだれにも見られずにすんだのは幸運というべきであろう。自分ではちょっと見てみたかったような気もするが、他人にゃぁ見せられん顔をしておったはずである。

 いやぁもう情けないったら。昔の漫画で額にのっけた眼鏡を探し回るじーさんってのが定番だったがまぁあれに迫ることをやってしまった。あれだけごそごそごそごそやっている間中くわえていたわけね。あの黒いペンを。うーみっともねぇ。ボケボケである。

 本来ならこんなネタは一言コーナーで書き逃げて忘れてしまいたいのだが、まあ忘れずに自分を戒めるため、あえて本ネタに。いやぁほんとにえらそうなこと言ってる場合じゃないわ、身を慎まんといずれでっかいボロ出すぞ

(2000/10/17)