2004年10月
小学3年生の秋、運動会が行われました。
そこで私は又新しい発見をしたのです。
決して身体能力が優れているわけではない
むしろドンくさい、体が小さいだけに、走りも遅い…いつ走ってもべべタなんです。
そんな娘が…
『リレーの選手になんねん』と、唐突に言い出すのです。
こんな走りの遅い子を誰がリレーの選手にさすねん!と私は心の中で叫びました。笑いものにでもしたいのか…と。
心を沈めて、娘に『何でなったん?くじ引きでなってもうたん?』と問うと、『ううん、立候補してん』私は目が点になりました。
『なんでなねん、走り一番遅いやん』と問いただすと『ええやん』ですって。
実のところ、リレーの選手は、子供たちの自由意志で決められ、希望者が多かった場合はそれなりの方法で選出されるらしい(どういう方法かは知りませんが)のですが、どうも希望者が居なかったため、立候補したうちの娘も選手になったらしいのです(汗、、)
しかも、嬉しそうに言うではありませんか。一番走りが遅いのにリレーの選手に出たがるなんて、私には信じられませんでした。
それから、本番まで何度か練習があったそうで、結果は…、うちのクラスの第一走者がダントツでトップ、次に私の娘がビリにダウン、その後はビリのままゴール、こういう図式です、予想通り。
運動会での本番
そんな練習の結果を聞いてはいても、本番では…と期待するものです。
本番の結果は、と言いますと、
ヨーイ、ドンで、一気にうちのクラスの第一走者が飛び出しました。
二位以下にぐんぐん差をつけ、第二走者(娘)にバトンを渡します。
第一コーナーで、あっ一人抜かれました。
第二コーナーで、又一人抜かれました。
そして第三コーナーで……とうとうベベタです。予想通りの展開です。
というわけで、予想通りの結果ですが、娘は笑っております。
見る側はともかく、本人はさぞかし、楽しんだことでしょうね。
そして、徒競走
リレーが終わり、今度はクラス対抗のかけっこです。5クラスありますから、当然彼女は5位のはずです。
ヨーイドンで、…やはり遅い、4位の子とベベタ争いをしております。このまま5位でゴール…のはずだったんですが、ゴール直前、4位の子を抜いて、4位でゴール!
ゴール前の表情は、『大きく手を上げて(グリコのマークのように)、胸を張ってゴール、喜んでおります。飛び跳ねております。まるで自分が一等賞を取ったみたいに喜んでおります』
もはや私の目の前はもやが掛かったみたいで、ぼやけて前が見えません。
これが万年ベベタだった彼女の小学3年生の運動会。
その日、リレーに立候補した彼女、徒競走で4位でゴールした彼女を褒めまくった事は言うまでもありません。
※本来このページはフレームで構成されています。ロボット検索などでご来訪され、単独のページで表示されている場合は、index.htmを入力してみてください。