サンタが病室にやってくる


それは2000年12月末(娘5才)のことでした。
年の瀬も押し詰まった金曜の夜、娘が熱を出し、翌土曜日には病院(隣の市のM診療所)に連れて行ったのです。
翌日曜日にも改善されず、一時は救急車にて診療所に運び、土曜と日曜連続の点滴を行ったのでした。
そして翌月曜日、状態は全然改善されず、朝からM診療所へ行き、『なんかおかしい』ということになり、レントゲン撮影。
すると、気管支に炎症が発見され、『入院が必要かもしれない』ということになり、入院可能な河内総合病院へ紹介状を書いていただき、即入院と相成った訳です。
病名は、扁桃腺炎と気管支炎の併発、5〜7日間の入院が必要との事でした。12月25日の事です。

起きたことはしょうがない
入院というショッキングな判定、これからの展望、大変さ、これらが交錯して、妻も私もちょっとぐったり。ある程度落ち着くと、私は荷物を取りに帰りました。
そうそう、待つ方の身としては、その時間がものすごく長いらしく『えらい遅かったわね』なんていわれる始末。超特急で走ってきましたがな、私は。


サンタが病室にやって来てた
荷物を取りに帰ってくると、娘の枕もとになにやら、プレゼントみたいなものが…。
『これ、どうしたん?』と聞くと、それまでグタッとしていた娘が『あんな、サンタさんとサンタさんのお友達(トナカイの事)がな、こうこう音楽ならしてな、来てくれてん。ほんでな、これくれてん。ほんでな、サンタさんのお友達がな、ななちゃんにひっついてきてん。それをな、看護婦さんが写真とってくれてん』と生き生きと話し出すではありませんか。
そうです、サンタさんと、トナカイに扮したお医者さんが、小児病棟を回って、プレゼントを配ってくれていたのです。
残念ながら、私はその光景に遭遇することが出来なかったのですが…。

ええ話やねぇ
泣けるじゃございませんか。子供にとって24時間×5日間の常時点滴+入院は、つらいものでしょう。始めは、なんで家に帰られへんのか飲み込めなかったみたい。そんな子供たちにとって、サンタさんは一服の清涼剤。気休めになることでしょう。
ちなみに…
その話を3人で話す時、妻が『お医者さんがサンタさんの格好して来てくれたなぁ』というと『違うで、サンタさんやで』と娘。
『ちゃうねん、あれはお医者さんがサンタさんの格好して…』と妻。おいおい、子供相手に何むきになっとんねん。
私が割り入って『そうやな、サンタさんとトナカイさんやな』『そうやで』それで良いじゃないですか。

さらにちなみに…
退屈な入院生活の気休めにと、プレゼントを買って来、翌朝枕もとにおいておこうと考えていた私の『サンタさんのプレゼント』は、感動の薄いものとなってしまいました。でも、病院でのサンタさんのほうが、よかったのかもね。

今まで数回、病院に対して愚痴や賞賛してきましたが、ここでもそういう図式が出来上がったのでした(単純な奴)


そりゃサンタさんのことだけで評価はしませんよ
今までにあった出来事をいろいろ加味して考察しているんです。
この年末年始で又評価に差がついた!
(1)そう、前にも不評を書いたS病院。不幸にもここが近いため、大人の病気ではたまにお世話になります。
2001年の元旦、私は熱を出し、ここへお世話になったのです。そして点滴。若い看護婦、それもなにやら嫌々点滴の準備をしている。
ぐったりとした私は、横になり静かに点滴の終わるのを待っていたのです。別の患者さんも点滴に見え、各々静かに点滴をしています。
あとから来た患者さんの点滴が終わる頃、私の点滴も終わりそうだったので、看護婦さんを呼び止め、報告しようとすると…右手がパンパンに腫れているではありませんか!そうです、点滴が漏れたんです。
そりゃ、看護婦だって人間です、多少のミスはあるでしょう、漏れたら痛くなってナースコールするだろうって事も。でも、点滴室に放りっぱなしっちゅうのも問題ないですか?普通、『どうですか』位、身に来ませんか。
前にも不満があり、今回も、ということになるとどうしても疑いたくもなります。

(2)前にも書いたS立病院、ここで娘の点滴を余儀なくされるケースもある。河内総合病院に小児科医がいない場合、こちらにお世話になる。先生によっては、詳しく丁寧に見てくれる。
しかし、窓口から一貫して不親切な対応。そして看護婦の未熟。そりゃ、家の子は小さい頃から点滴だらけ。手の甲には点滴の跡が一杯です。この前なんか『この子、相当点滴してたんですね、かわいそうに。それでね、血管が出なくて痛いけど手の横(手のひらと手の甲の境部分:ここに点滴の針を入れるのは、かなり痛いらしい)にさせてもらったんですよ』と。
かわいそうだとは思いません。それが命をつなぐ点滴だったのですから。看護婦さんが不親切だったとは言いません。看護婦さんも最大限の技術で点滴針を入れたんでしょうから。そして、血管が出にくくなっているのも事実です。
しかし、考えても見てください。よそではちゃ〜んとやっているんですよ。しかも診療所レベルでもね。
S立の総合病院に勤めているからって、技術の向上をおろそかにしてはいませんか?

悲しいかな
そんな、一握りの疑問があってもどうしてもそこに行かざるを得ない現実があります。
よそが遠かったり、目的の医療科が無かったり。愚痴を書きながらちょっと悔しい気がします。


最後になりましたが、最近の医療不祥事、目に余るものがあります。昔からあったものかもしれません、それが最近になって監視の目が厳しくなって摘発や発覚が多くなったのかもしれません。
しかぁ〜し、目に余る怠慢が多すぎるっ。ポットのお湯の管理から、新生児室への入退室管理、薬品の管理まで。もし自分の娘があんな病院にかかっていたら…そう思うとぞっとします。

基本的に感謝しています
基本的にお医者さんや看護婦さんを尊敬し、感謝しています。これは紛れも無い事実です。
だからこそ、病院、お医者さんのモラル、看護婦さんの技術の向上を願ってやみません。
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