パパ、ママと呼ばせるススメその2


前項のエッセイより、続きますが、娘は時たまお母さんと呼びます。

そして時たま、お父さんと口走ることもあります。
ところが、『お父さんはどれ?』と聞いても『知らない』、『お父さんはこの人?』と私を指差して聞いても『違う』と言い、がっくりきます。

つまり、お父さんと言う言葉は知っていても、どの人がお父さんかと言う実感が無いのです。


社会の中で、どれだけお母さんと言う言葉が多く使われ、お父さんと言う言葉が使われない=お父さんのシチュエーションが少ない、かと言うことが良く分かります。

こんなに娘と多く接触していると言うのに、周りの人はお父さんと言う言葉を多く発しないようです。
かなしいやな。

例えば幼稚園においても、『お母さんに**してもらってね』とか『お母さんに渡してね』とか、お母さんしか出てこないんでしょうね。
まあ、仕方の無いことです。
が、あの切なく、甘美な響きを味わえないのはちょっとさみしい。

この甘美な味わいはお母さんだけの物にしておきましょう。


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