パパ、ママと呼ばせるススメ
つくづく、パパ、ママと呼ばせておいて良かった。
妻は、出産前から子供にママと呼ばせるのを楽しみにしていたらしい。
私にも問われたが、母親がママで父親がお父さんではおかしいでしょう。
こっぱずかしいけれど止む無く了承しましたがな。
田舎育ちで、もう40歳の私にはパパと呼ばれるのがむちゃくちゃ恥ずかしかった。照れた。
しかし今では、堂々『パパです』
ここ最近になって、”ああ、パパ、ママと教えておいて良かった”とつくづく感じている事があります。
子供って、何も教えなくても、回りの会話やテレビ等々から情報を入手し、自分の物にしてしまう。
その能力たるや大人には到底不可能と思われます。
パパ、ママなんて言葉は外国から入って来た言葉であり、母親のことをお母さんと呼ぶのがまだ一般的です。
回りの会話も、テレビの会話もお母さんと呼ぶ事が多いようです。
その言葉をいつしか覚えるんですよ、子供は。
ある日突然意味も無く『ママ、ママ、おかあしゃん』と口走る。それを聞いて二人とも呆気に取られ、『一体誰が教えたんやろ』とびっくりしてしまいます。
今まで、『ママ、ママ』と呼ぶのを当たり前の様に聞いていた私にとって、この『おかあしゃん』という言葉は強烈に新鮮で、甘美で切なく聞こえました。
『おかあさん、って良い言葉やな』
でも初めからお母さんと呼ばせていたらこんな感動は味わえなかったでしょう。
日本人たるもの、おおきくなってからママと呼ぶ事に抵抗はあっても、お母さんと呼ぶ事に付いて抵抗は少ないと思います。逆に小さい頃ママと呼んでいて、成人してからお母さんと呼ぶようになる人も少なくないと思います。
、であれば、小さい頃はママと呼ばせておいて、成長過程での『お母さん』を聞ければ楽しみは倍増。大きくなってお母さんと呼ばないにしても、一時的に前述の感動を味わえるのではないか。
だから私は、パパ、ママと呼ばせる事をお勧めします。
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