ここまで読んでギブアップ、という人は、もう一度読み返して理解してください。難しいのは言葉であって、根本的な概念の部分は決して難しくないハズです。
しかし、“オブジェクト指向”というと、どうも抽象的で回りくどい説明が付き物で、読んでも理解しにくいものがあります。また、どうしても抽象的になってしまいがちです。(ここまでの説明もそうでしょうか…。)その上、難しい単語も山のように出てきます。
あまり難しそう(面倒くさそう)なことはしたくありません。
私たちには、本当に“オブジェクト指向”というものを理解する必要があるのでしょうか?なぜ BASIC ではダメなのでしょうか?
その答えは、「構造体」にあります。
クラスと構造体は同じような存在です。
構造体は、“変数をまとめたもの”にすぎませんが、それでも「型」を宣言しているのです。構造体という機能がなければ、現代の複雑なプログラムは組めません。
クラスは、構造体にはない機能を沢山備えています。
構造体は、プログラムに必須の機能です。
クラスという便利なものを手に入れた人々には、クラスが必須の機能になったのです。
そうして、クラスを設計してオブジェクトを組み立ててゆくプログラミング手法は OOP として広まり、ソフトウェア制作の現場では無視することができない存在になったのです。
やっぱりクラスの機能は便利なものです。
クラスとして設計することでソースプログラムを綺麗に組み立てることができるのなら、クラスモジュールを使って書くべきでしょう。
結局、道具(機能)としてのクラスですが、オブジェクトを設計して組み立てるという手法にも興味深いものがあります。