ここでは、クラスにメソッドを実装させる方法を紹介します。
プロパティと同じく、メソッドも、クラス内部と外のオブジェクトを繋ぐ重要なインターフェイスのひとつです。メソッドは、おもに「オブジェクトがもつ動作」という意味合いで設計されます。
メソッドもクライアント(オブジェクトの利用者)によって“外部から呼び出される”形で実行されます。もちろん、クラスが自分自身で(内部処理として利用するために)呼び出すこともできますが、「他からの干渉 → 処理の実行」が中心になります。
プロパティの実装に比べ、メソッドの実装方法は簡単です。
クラスに“Public な”Sub プロシージャか Function プロシージャを加えれば、それがメソッドになります。それだけ。
TV クラスに、電源を管理する Switch メソッドを追加します。
Public Sub Switch(ByVal PowerSupply As Boolean)
m_PowerSupply = PowerSupply
End Sub
引数でオンオフを切り替えます。(True が ON、False が OFF、とする)
PowerSupply プロパティの Property Let プロシージャは削除してください。PowerSupply プロパティは、値の取得専用にし、その代わりに、このメソッドを利用するようにしました。
これを Function プロシージャにすれば、戻り値を返すこともできます。
Public Function Switch(ByVal PowerSupply As Boolean) As Boolean
Switch = m_PowerSupply
m_PowerSupply = PowerSupply
End Function
この例では、戻り値に「前の状態」を返しています。