◆@niftyのお茶の文化フォーラム(FTEA)で新春恒例となっている、【Tea World〜世界のお茶を楽しむ〜】。
このイベントの2001年版に、僕は、今年も日本茶担当のスタッフとして参加してきました。
◆ときは2001年2月11日、ところは東京は池袋の武蔵野栄養専門学校。
当日朝早く大阪から新幹線で向かい、池袋から歩く道すがら、やけに若い人が同じ方向に歩いていくなあと思っていたら、当日は同じ武蔵野栄養専門学校で予備校の模擬試験もやっていたのでした。ちょっとびっくり。
◆プログラムは二部構成で、第一部はゲストの講演で第二部が世界のお茶を楽しむティーパーティ。
第二部のティーパーティで日本茶をサーブするのが、僕の役目です。
◆さて、第一部。予定の午後1時を少し過ぎて始まりました。
聴衆は150人ほどだったでしょうか、会場はぎっしり満員。いやあ、集まったもんだ。
◆一人目のゲストは、大妻女子大学教授・大森正司さん。「日本茶を科学する」というタイトルの講演でしたが、大森先生の用意されたお茶はいったい?
先生は、「このお茶は緑茶?紅茶?ウーロン茶?」と質問し、会場ではウーロン茶と予想する人が多数。
番茶のような、ほんの僅か酸っぱいような味に、僕は、分類としては緑茶で、高知県の碁石茶か、石槌の黒茶を予想したのですが。
答えはなんと、緑茶は緑茶でも、ミャンマーのお茶(ラペチャー?)でした。
ミャンマーのお茶の話から、四国の珍しいお茶の話、そしてお茶の効能の話へと拡がっていきました。
お茶を飲んでいれば、環境ホルモンも排出される、というラットの実験結果など、お茶飲みには嬉しい話でした。
◆続いては、アジアをテーマにした執筆が多いフリーライターの平野久美子さん。
「中国茶の旅」と題して、スライドを交えて中国大陸や台湾のお茶にまつわる旅の話をされました。
大紅袍で有名な武夷山は、桂林を越える景勝観光地になるだろう、と熱く語っておられました。
◆三人目のゲストは、東京純心女子短期大学の教授でルネッサンス研究所所長でもあられるピーター・ミルワードさん。
「茶道とミサとアフタヌーンティー」とのタイトルでお話になりました。
ミルワードさんはカトリックの司祭でもあり、ミサと茶道、そしてアフタヌーンティーに通ずる共通点を、自らの体験から語ってくださいました。
お話の中で、ミルワードさんの著書『お茶とミサ 東と西の「一期一会」』が絶版になっていることを知りました。なんともったいない、PHP出版。
実は、機会があればサインをもらおうと『お茶とミサ 東と西の「一期一会」』を持参していたのですが、そのチャンスはありませんでした。なんともったいない、CHAO−TAOさん。
◆最後のゲストは、早稲田大学名誉教授で英国紅茶同好会会長の出口保夫さん。「英国紅茶の楽しみ方」というお話でした。
日本でよく飲まれる飲み方、奥様がキッチンでカップに注ぎ分けてお客さまの前に運んでくる飲み方は「お紅茶」です、と笑いを誘う語り口で、英国紅茶の魅力をお話くださいました。本格的英国紅茶のスライドも綺麗なものでした。
◆さて、第一部はここで終了です。休憩なしだったから、ちょっと疲れたかな。
では、お茶をとことん味わう、第二部のティーパーティの様子は、その2へどうぞ。
◇その2◇ ◇その3◇

◆お品書き◆
◆亭主敬白◆ ◆茶事短信◆ ◆茶茗散策◆ ◆茶々写楽◆ ◆茶風談義◆ ◆茶遊春秋◆
◆茶話縁結◆ ◆茶論百花◆ ◆茶心伝信◆