アカデミー賞とは、「映画芸術科学アカデミー(The Academy of MotionPicture Arts and Sciences)」と呼ばれる団体の会員(監督・俳優・女優他著名な映画人等、アメリカ映画界に携わる人達の集り)の投票により、毎年1回決定される賞のことです。
日本人では、故・黒澤明監督や俳優の渡辺謙が会員になりましたね。
第1回の授賞式は1929年5月16日だったそうです。
当時は参加人数も少なく、ディナーパーティー形式のささやかな授賞式だったと言われています。
しかし、現在では会員数も6,000人ほどになり、全米だけでなく世界中にTV中継され、アメリカ映画界最大のイベントに成長しました。
受賞者には、各部門ごとに「オスカー像」が贈られます。
主な部門として、「作品賞」、「監督賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」、「助演男優賞」、「助演女優賞」、「外国語映画賞」、「脚本賞」、「脚色賞」、「撮影賞」、「美術賞」、「衣装デザイン賞」、「編集賞」、「録音賞」、「オリジナル作曲賞 (ドラマ部門)/ (ミュージカル・コメディ部門)」、「オリジナル歌曲賞」などがあります。
過去、オスカー像を最多個数獲得した作品は、長年にわたり第32回(1959年度)作品「ベンハー ( ウィリアム・ワイラー監督)」の11部門受賞が最多でしたが、第70回(1997年度)アカデミー賞で「タイタニック(ジェームズ・キャメロン監督)」が11部門を受賞し、ついにベンハーの持つ記録とならびました。
第76回では「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が11部門受賞をしました。
次に多いのが「ウエスト・サイド物語 (ロバート・ワイズ/ジェローム・ロビンズ監督)」で、10個です。
以下、「恋の手ほどき (ビンセント・ミネリ監督)」「ラストエンペラー (ベルナルド・ベルトルッチ監督)」、そして、1996年度の「イングリッシュ・ペイシェント (アンソニー・ミンゲラ監督)」が9個となっています。
アカデミー賞はこれまで長年に渡り、2月中旬にノミネート発表があり、授賞式は3月下旬となっていましたが、第76回アカデミー賞で1月下旬にノミネート発表、授賞式は2月下旬という日程に変更されました。
賞の対象となるのは、授賞式の行われる前年度に公開された映画です。
なので、例えば、2004年に授賞式の行われるアカデミー賞は、2003年1月から2003年12月までに公開された映画(1/1〜12/31迄に連続1週間以上ロサンゼルスの商業劇場で)となり、2003年度のアカデミー賞と呼ばれます。