BROKEN's Advanced Vehicle Laboratory

プロジェクト / 小型ヒューマノイド2003 for ROBO-ONE

1. コンセプトを決めよう!

■ ことの始まり

私も2足歩行ロボットを作ってROBO-ONEに出たい。 しかし、ごくありきたりなモノを作ったのでは目立たない。 一目見て、「ああ、アレね」と言ってもらえるような、特徴のあるロボットを作りたい。 これが私が最初に思ったことです。 それでは、どうしたら目立つでしょうか? 何を特徴として打ち出せばよいでしょうか? まだ誰もやってないことで、工夫次第でできそうなことはないでしょうか? それを出発点にしてどんなロボットを作るか考え始めました。

■ 何を特徴にするか?

何を特徴にするか、xxxxといったらあのロボットだと言われるためにはどこに力を注ぐべきか。難しいですね。 そこで、思いつく限り、突き詰めていくさまざまな方向性をあげてみました。

とまあ、いろいろと考えたわけですが、すでにそういう方向性のロボットがいくつかあるわけで、私がそれを後追いしても仕方がありません。たとえば、正統派・美しい造形・運動性では吉村さんのR-Blue、他に真似をする人がいない独特な機構をもったロボットでは柴田さんのLilac(ABSボディと腕に仕込んだエアシリンダーが特徴的)とか、世界最小・最軽量では井藤さんのHilf-H2、重量級では滝沢さんのAdamant、キャラクター性ではこうじさんのマジンガア、チープさではかづひさんのWired(通称キョロちゃん)と、多種多様な個性がすでに花開いています。同じ方向性に進めば、真似をしたと思われる上、先にその方向性で作っていた人には敵わないでしょう。

■ それでは何を目指すのか? 

第1案:悪役(ヒール)を目指す

今のところ、悪役っぽいロボットがいないので、結構穴場かもしれません。でも、私自身があまり悪役キャラじゃないので保留。 

第2案:大会最大級を目指す

第1回、第2回と、だんだん大きなロボットが減りつつあるようなので、流れに逆行して大きいロボットを作ったら目立つんじゃないか? いいかもしれませんが、それだけ大きなロボットを動かせるだけのアクチュエータが手に入るかどうか問題があります。 アクチュエータの問題さえクリアできればなんとかなりそうなので、一応、候補としてとっておきましょう。

第3案:武器を使いこなす

相手を破壊することが目的でなければ、ルール上武器は禁止されていない(はず)。でも、武器を使っているロボットをついぞ見かけてないような? (アームの延長が武器っぽいロボットは、あることはあるけど。) 槍でも杖でも、トンファーヌンチャク、ピコピコハンマーやハリセンを使うロボットがあってもいいじゃないか! ハードルは高そうだけれど、面白そうなので候補にします。

■ コンセプトはこれに決まりっ!

3つの案を出したところで、第3案が非常に魅力的に思えてきました。 第1案、第2案、第3案はそれぞれ排他的ではないので、それぞれの要素を取り込むことは可能です。 しかし、「二兎を追うものは一兎をも得ず」ということわざがあるように、方向性が複数あるとどっちつかづになるおそれがあります。ですから、ひとつに絞ったほうがよいでしょう。

ということで、コンセプトは「武器を使いこなす器用なロボット」で行くことにします。

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