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| セレソン辞退 |
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練習中・・・兄貴ぶりを発揮カナ オランダ戦でゴール後 記者会見
6月の最大のニュースというより、レオナルドのサッカー人生においてもこれほど大きなニュースになってしまったこともあまりないのではないだろうか?
どうしてこんなことになってしまったのか・・・ちょっと考察^^;その前年、クリスマス休暇でブラジルへ一時帰国した時にレオナルドはセレソンへ戻る気がないことを語っていた。理由はセレソンが若返りを図るのは当然だし、自分のサイクルは終わったと感じていたからだ。ところが、スクデット取りにがんばっていたレオナルドをセレソン監督であるルシェンブルゴが陰からじ−っと見ていたかどうかは知らないが^^; 本人も予想していなかったセレソンへの招集(6月5日、8日のオランダ戦)があり、本当に驚いていた。Wカップ後初めてのセレソン召集だった。
しかもキャプテンをまかされたレオナルド。ワールドカップでの一件があるもんだから、おもしろおかしくドゥンガとの比較をするメディア。
「ドゥンガとは比較しないでよ。ドゥンガはグループにポジティブな要素を与える。クラブチームでも尊敬されている。リーダーでありプロフェッショナル精神の持ち主だ。」
レオナルドは11番をつけてプレー。2ゴールと好調さを示した。試合後には招集前よりセレソンへ対する意欲がうかがわれるコメントをしていた。
「僕にもまだセレソンに何かを与えることが出来るかもしれない。でも、これでコパ・アメリカのメンバーに選ばれるとは思ってない。今のことだけを考えている。一流だとこのゲームで示すことが出来た。」
しかし、予想どおり^^; コパ・アメリカへの招集。2年ごとに開かれる南米選手権。今年は日本が出ることもあってテレビでの放送がある! レオナルドのセレソン姿が見られる! と喜んでいたのだけれど・・・
6月24日、大会開幕数日前になって突然「レオナルド、セレソン辞退」のニュースが飛び込んできた。新聞の大見出しになっていたのは(ブラジルでも日本でも)カフーがキャプテンに任命されたことを不服として辞めたということだった。
そんなことで辞めるかなぁ〜と思って、ニュース記事を細かく見ていくと
「キャプテンを外れたから辞めるのでない」
「セレソンを続けて行くために自分のアイデンティティを見つけようとした。オランダ戦でキャプテンに選ばれたことは自分にとって希望だった」
「12年間サッカーを続けてきて、今、僕の頭は社会的なことにも向いている。セレソンのキャプテンであれば何か社会を変える為のスペースが出来るかと思った。」
「CBFのやり方への失望もあった」
「ルシェンブルゴの自分が自分がと言う態度がイヤだった」
「ルシェンブルゴと争ったことはない」
「本当は招集されたときにアウダイールやタファレルのように断るべきだったのだ。受けたことが間違いだった。このタイミングで辞退することが良くないことはわかっている。」
「こんな気持ちでメンバーに残ることは他の選手にもチームにも迷惑がかかる」
「体がとても疲れている」別のインタビュー(イタリアでの)では
「自分の辞退表明とカフーのキャプテン任命が同じ日になったことがああいった報道になってしまった」
というようにも語っていた。
聞くところによると、記者会見は1時間以上にも渡りレオナルドは自分の気持ちを一生懸命説明しようとしたようですが、レオナルドの気持ちはブラジル国内でさえちゃんと伝わらなかったし、日本にスポーツ新聞では「激怒!」の文字が踊っていた・・・(~_~メ) 決して「激怒」したり「キャプテンになれなかったから怒って辞めた」わけではなかったのに。
レオナルドという人は「外交官のようだ」とか「本音を言ってない」と一部のファンにさえ言われてしまうようなところがあったのに、こうして本当の気持ちを伝えようとすると、それはそれでおもしろおかしく書かれてしまう。この事件の後、日本の雑誌「Number」に出たインタビューによると、「ボクはずいぶん長い間、自分の気持ちを外に出さないできたし、心の中にためてきたことも多かった。でも、ボクが正しいと思うことは伝えたい。」と心境の変化を語っている。
今回のことで私が一番感じたことは、レオナルドにとってのセレソンは98年ワールドカップで終わっていたということ。燃え尽きてしまったのだと思う。逆に言えばそれほどまでに一生懸命努力して98年ワールドカップの舞台に立ち念願かなって94年には出られなかった決勝戦まで行った・・・。
ワールドカップの結果はともかくレオナルドの中ではひとつの幕が降りてしまったのでしょう。でも、いつまでもサッカーへの情熱を失って欲しくない。時には肩の力を抜いてリラックスしてもいいから、燃え尽きないでほしい。いつまでも私たちにボールを追って、蹴って、華やぐレオナルドを見せてほしい。
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