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ミランはウディネーゼからザッケローニ監督、彼の秘蔵っ子のビヤホフ、ヘルベルグを迎えて過去2年間の低迷を脱出すべく戦いを始めた。チームの目標はUEFA圏内。ザックのモジュールはウディネーゼで成功をした3−4−3。レオナルドは右側のフォワードとして期待されているとの情報に「どーして右? 左利きなのに」と疑問に思い「軽んじられているんではなかろうか」とぶーたれる私だった。カペッロ監督の時は4−4−2のモジュール。中盤の左側に固定され窮屈そうだったレオナルド。今度は前目の右に位置するとは・・・。本来はパッサーなのにアタッカンテとしてやっていけるのだろうか? あぁ、もう心配の種はつきない^^;
ミランは不慣れな布陣に四苦八苦しながら戦って行き、レオナルドはラッキーなゴールもあり得点を重ねて行く。6節で4得点というのはナカ〜タに勝っているぞ^^;
ところが、11月になって恥骨結合炎と判明。90分フルには出場できないというニュースが飛び込んできた。毎試合出ることは出来ないレオナルドはパートタイマーだとイタリアの新聞書かれるてしまう。
しかし、レオナルドはやってくれたのだ〜(^^)v こっちが「レオ〜! どうなっちゃうの〜(;_;)」と嘆き悲しんでいたというのに、11月22日、10節のラツィオ戦で貴重は勝ち越しゴールを決めた。まったく次から次に驚かしてくれるんだから・・・。58分にガンツに変って出場しロスタイムに決勝点となるゴールだもの・・・(^^)レオサマニハ、オソレイリマース!
クリスマス休暇を経て1月からシーズン再開。でも、本人ものちに「おかしな1月だった」と語ったようにレオナルドは不調の波に飲み込まれて行った・・・。試合にも出たり出なかったり。出ても効果的な活躍は出来ないままの状態。ミランはカンピオナートの折り返しから負けなしの快進撃が続けていくけど、首位との勝ち点差は大きい。誰の口からもがまだスクデットの言葉は出て来ない。
そして3月のミラン・ダービーを迎えた。前節で顔面を強打したために目の下に青あざという悲惨な顔のレオナルド。ところが、このダービーで2得点\(^o^)/ ポストに当たったのが入っていればハットトリックだったのにぃ〜。長いダービーの歴史の中でも2得点を挙げた選手はそうそういない(゚-゚)エッヘン!試合後のコメント: 「最後にゴールを決められたのは残念。自分の出来には満足だ」
そして4月。ラツィオがローマ・ダービーで敗れると(グラッツィエ>ロマニスタの皆様)、だんだんと前が見えてきたような気になるせっかちなファン・・・それは私^^; しかし、レオナルドにとっては新たな問題が・・・。28節パルマ戦の後半からボバンがトップ下に入り見事に機能。 さらにはザックはこのモジュールでウディネ相手に大勝。ミランはぐーっとムードを上げて、ザックは3−4−3へのこだわりを捨てボバンをトップ下に起用するようになった。そして、レオナルドはベンチへと下がることになってしまった。こうして、ボバンの調子が悪いとみればレオナルドを出すというスタフェッタ(リレー)方式に切り替わっていった。当然、メディアはレオナルドにベンチにいることに不満はないかと話を向け、新聞種になるようなことをレオに話させようとする。いわく・・・
「ビヤホフにつぐチーム2位の得点をあげているのに」
「ダービーで2得点しているのに」
「ベンチにいるのは不満ではないか?」でも、優等生レオナルオドはそんな話には乗らないもんね^^; 私が観戦に行く予定の直前にはこんなことまで言ってしまう。
「ベンチで満足している」
(あぁぁぁぁぁ〜、何もそこまで「いい人」でなくてもいいのに・・・。どーしてそんなに冷静なの!?(>_<)「ボバンがトップ下に入るこのモジュールは美しい。すべてに時というものがあるんだ。今はボバンのものだよ。」
「ダービーのこと?それは過去のことだよ。状況が変ったんだ。僕はベンチでも満足だよ」「チームが勝つことが重要だ。スタメンに戻れるかどうか楽観的ではないけど、僕は落ち着いていられる」
5月9日のユーベ戦の勝利で優勝を視野に入れたと語っているミランの選手が多い中、レオナルドは5月2日のサンプドリア戦の勝利で優勝を意識し始めたと語っている(99年10月の来日時)。
この試合、私、生観戦していましたぁ〜。ボバンが先発。後半の途中でレオと交代(前節ヴィツェンツァ戦を生観戦していたのでボバンの好調ぶりには納得。鹿島に欲しい選手だ^^;)。ミランは先制していたにもかかわらず、レオがアップをしている最中に1−1と追いつかれてしまう。得点をしてはしゃぐサンプドリアの選手をじーっと見つめるレオナルドの胸にあったものはなんだろう・・・。しかし、前節のヴィチェンツァ戦に比べると動きの悪いミラン。緊張しているんだろうか。でも、レオが入って動きが出てきたみたいだ。そしてゴール前でのフリーキック。ダービーの時と似たような位置だ。いつものようにボール前にす〜っと立っているレオナルド。「レオ、あなたなら決められる! 出来るよ! あぁ〜、やったぁ〜!決まった〜! 勝ち越しだ!」と鳥肌だってしまった。大喜びの私とミランのイレブン^^; 看板の上に乗ってガッツ・ポーズをするレオのことを一緒に観戦していた友人A子は「あぁ〜、早く戻って来て〜!イエロー出ちゃうよ〜」と心配そしていたそうだ。
しかし、この日のミランはやっぱり変だった。またもや追いつかれてしまう。あぁ、スクデット争いからこれで脱落か・・・。時間がない・・・!もうダメ〜。見ていられない。でも、この日のミランに勝利の神様は微笑んでくれたのでした。左からのCK。時間がないのでコーナーの近くにいた選手がエイっとばかりにボールを上げ、それをガンツがガンツならではの思いっきりのよさでガツンと^^; シュート。サンプの選手に当たってゴール。Vゴールみたいなもんだ。ガンツに駆け寄って大喜びのレオナルド。
最終節のミラン。負けなければスクデットという試合。相手はB落ちがかかっているペルージャ。異様な熱気のスタジアムの中で試合は進む。レオナルドはベンチスタート。中田のPKで一点取られるも2−1での勝利。とうとうスクデットを獲得した。カンピオナート開始前にはチームでさえ考えていなかったチャンピオンの座に着くことが出来た(^o^)丿
16回目のスクデット、おめでとう>ミラン
シーズン前の目標を現実のものとしてしまったレオナルド。低迷しているミランへ入って来て自分がイタリアのサッカーに慣れることに苦労しながらも、チームの状態については「どんなチームにも過渡期はある。勝ちつづけているといろんな疲れから負けることもある。でも、力があるチームだから大丈夫。みんなが一緒になって信じて努力して行けば必ずミランは再生する」と語っていた。いくつかの幸運もあった。監督がトップ下を置くように英断したのもスタフェッタにしたのも若手を起用したのもプラスに作用した。レオナルドは恥骨結合炎のために別メニューで練習することも多かったと聞く。孤独でつらい練習だったと思う。でも、強い信念、前向きな姿勢で勝ち取ったスクデット、本当におめでとう!
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