

レオナルドがJOMOカップにやって来る!
「え?どーしてそんなことが・・・。あ、そうか、代表の試合でセリエAは試合がないのね。レオナルドはセレソンじゃないし〜(~_~メ)、ちょっと複雑な気分。で、いつだっけ? 10月11日っすか・・・・。 え、ええええええ〜!!!!! (沈黙) ワタシ、見に行けない・・・・」
私の仕事は決して世間様に比べても忙しい!とか、休日出勤が多い!とか言うものではない。なのに、なのに、どーしてよぉ〜! よりにもよってこんな時に! しかも、東京にいない私。福岡出張なのである。あぁ〜。JOMO、博多の森でやってくれればいいのに・・・。
仕方がない。あきらめよう。イタリアへ大枚はたいて見に行けばいいんでしょう・・・。日本経済、イタリア経済に貢献するワタシ・・・トホホ。 しかしなぁ〜、なんでぇ〜、他の人はレオナルドを見られるのに、この、このワタシがですよ、見られないなんて・・・
こんな風にあきらめたり、うらやんだりしながら過ごしている私に遠くイタリアから届いた知らせ。
「たいへんだよ〜! ロビーが10月に東京に行くらしい。なんだろう? わかる? KABUさん?」
え?10月! JOMO・・・・まさかね。レオ&ロビーも呼ぶってことはないよね・・・。でも、シーズン中だし、プライベートで日本に来るとは思えないし、シーズン中にディアドロの宣伝ってこともないだろうし・・・「あ・や・し・い」
「何をしに東京に来るのか聞かなかったの?」
「それが・・・」
わかるよね、そんなことを出し抜けに言われたら日本語でだってマトモな質問は出来なくなるでしょう。で、ロベルト・バッジョご本人はと言えば、その場に呆然と立ちつくす日本人に、「じゃ、またね!」とさわやかに言って立ち去って行ったそうだ。あぁ〜、気になる(^^; 気になってしょうがない!
そして、私たちはイタリアと日本で、煩悩の日々を送ることになってしまったのである。
そうだ、ダメモトでJOMOの事務局に電話してきいてみよう。
「レオナルド選手は決定してますが、ロベルト・バッジョ選手のことは聞いておりません」
当然と言えば当然の答えだ。あぁ〜、もし、ロビーが来たら・・・レオナルドとの競演!レオナルドとロビー、ロビーとレオナルドがピッチの上でパス交換をする!
想像するだけで、目がまわるよー、よだれが出るよ〜(^^;
うううう・・・・こんなことは2度とないであろう。ダービーでも二人一緒にピッチに立ったのは短い時間でしかなかった。あぁ〜、レオがパスを出してロビーがゴールを決める! 抱き合って喜ぶ二人・・・・きゃぁ〜!!!
と、妄想は膨らむが、私は見にいけない!
とりあえず、もし、ロビーのJOMOカップ出場が発表になったら、新橋のチケット屋で売っている一番良い席をいくら出しても買う! そして、その席で一眼レフ部隊の人たちにばっちりと二人の写真を撮ってきてもらう。そういう手はずにして事務局からの発表を待った。(レオナルド来日を聞いてチケットを買った人たちの話によると、すでにバックスタンドしかなかったそうなのだ)
そして、ご存知のとおり、来日決定。ん? ロッシも来るって・・・。そりゃ、あんた、暇かもしれないけど。ロビーとレオナルドと一緒に来たらミランのGKだって「ただの人」になってしまいまんねん。それどころか、「あのデカいの誰?」ぐらい言われてしまうかもよ(^^; 気が強いロッシ、そんなことにガマンが出来るだろうか(^^;(来日取り消しのニュースに心底ホっとした)
あぁぁぁ〜、しかし、なんだぁ〜、期待したとおりと言うか危惧したとおりと言うか、とうとう、ロビーも来ることになってしまった。自分のカンの正しさを誇る一方・・・・なぜ、私は仕事なんだぁ〜!よりにもよって・・・と又、くら〜い気分。
会う人会う人に言われる。
「ロビーとレオナルドが来るんだね、見に行くんでしょう、当然」
その度にクールに答える私、「仕事で見に行けないのよ、オホホ」
はっきり言って、世の中に私より何倍も熱心なレオナルドのファンはいるだろう。もちろん、ロベルト・バッジョのファンもいる。でも、世の中に、世界中広しと言えども、「レオナルドとロベルト・バッジョ」を、これほど熱心に応援しているファンは私しかいないはずだ!(゚-゚)キッパリ! この競演は私のためにあると言って良いかもしれない!
なのに、なのに、なぜだぁ〜!試合を見に行けないだけではない。公開練習も、来日もばっちりと重なっているから追っかけも出来ない(^^; なんとか、一日だけでも東京にいられないものかと、上司に何気なく打診するケナゲなワタシ。 しかし、日頃から私のサッカー狂いぶりを知っている上司は、にやにやしているだけ。「はい、はい、働けば良いんでしょう、働けば!」「私は博多好きだもんね。この出張は半年も前から楽しみにしていたんだし・・・。博多は食べ物は美味しいし、そうだ! おいしいものをジャンジャン食べてやるぅ〜。デパートも買い物しやすいし、洋服だって買ってやるぅ〜」(本人注:もちろん、仕事が終わってからの時間帯でありますよ!(^^;)
しかし、レオナルド直伝?、楽天的ポジティブ人生を生きる私は、切り替えが早い!よ〜く、この状況を考えてみよう。ふたりが一緒にピッチの上に立ったとしよう。私の目はいくつある?ふたつだ! どう考えても一度には一ヶ所しか見ることが出来ないのである。カメラを持つ腕も2本しかないのである。あ、レオが笑った。こっちでロビー微笑んでいる! となっても写真は同時には1枚しか取れないのである。二人を一緒に見たければ、二人が常に一緒にいるか(試合中、見事に一回かぶったけどね(^^;)、私が、ジョルジーニョが鹿島在籍時代に使っていた「分身の術」を習得して、あっと言う間にアチコチに出没するしかないのである。まぁ、そんな修行は今からしても間に合わない。あきらめましょう。これもサッカーの神様のご配慮というものなのだ。
それに、なんと言っても私には力強い仲間たちがいる。一眼レフだけで4本もあるではないの(^^;
結局、結論から言って私はかなりこのJOMOカップをその前後の日々を含めてかなり楽しんだのである。もしかしたら、東京にいていろいろと気も揉んでいた人たちより楽しんでいたかもしれない(^^; 遠く福岡にいたと言っても、世の中には電話、しかも携帯電話ってやつがあるものね。刻一刻、連絡が入ってくる!というのは大袈裟だけど(^^; (いちおう、仕事中だし(^^;)
「ふたりで残ってFKの練習をしたんだよー!」「あ、今、出てきた!」「わー!」「きゃ〜」(周囲の悲鳴で電話の声が聞こえない)
このように、ワクワク感を十二分に味わうことは出来た。
それに、優しい同僚の配慮で、成田にレオナルドを見送りに行くことは出来たのだ(^^)v 福岡から羽田。羽田から東京。東京駅から成田エキスプレスで成田へ。けっこうドキドキものであった。
成田にはかなりの数のお見送り部隊がいた。レオナルドはかわいそうなくらい、もみくちゃになっている。でも、そこはレオナルドだから、ニコニコとサインに応じている。とってもゴキゲンだ。疲れているだろうにね・・・。その場にまったくそぐわない人物はジローラモ氏と連れのイギリス人(名前忘れた(^^;)だけ。レオナルドと鹿島のファンの間には、本当にあったかいものがある。いい感じである・・・とシミジミしたのは、私の中の狂騒も一段落し、レオナルドを取り囲む輪から離れた時のことであったけど。
レオナルドはこうやってニコっと笑って日本を去って行き、私の狂乱の日々、第一部が終わったのであった。え?第二部は何かって? フォルサ・アントラーズの放送だったり、出来上がってきた写真の数々を見せてもらうことだったり(かる〜く何百枚!の内の数枚はここ)、ビデオを何度も見ることだったり(^^;
本当にJOMOの試合をはさんで一月近くは充分に楽しんでしまった(^^;
では、APPYさんのところに「美しい二人(Bellissimoなふたり)」の特集がありますので、そちらも見てね!
(2000年7月20日記)