5月4日はACミランのホームページによると練習試合。
ミランの練習場があるミラネッロは不便なところにある上、アポがなければ敷地内に入ることが出来ない。しかも、土地が広大なため(ピッチは7面だっけ?)、フェンス越しに見ることもほとんど不可能。練習試合があるからといって一般人を中に入れてくれるという保証はないのだけれど、通常よりは可能性があるかもしれないと友人D嬢と出かけることにした。
ドキドキするような憂鬱なような変な気分。電車に乗り遅れたりしてモタモタしていたら、ミラネッロ近くまでたどりついたのが、試合開始のちょっと前という有り様だった^^; ただ、これが幸いした。駅前に一台だけ止まっていたタクシーにミランの練習場へ行ってくれ!と頼む。なんと、この運転手さん、「僕はアヤラの友達だい!」と携帯番号をチラリと見せてくれる。これがレオナルドの携帯番号なら目を皿のようにした、いや、運転手の携帯を奪ってしまうところだったが(ウソ)、アヤラか、ふ〜ん・・・でも、一応、「え!」と普通の驚き具合を示しておく(^^; すると、調子に乗った運転手さんは「よく選手を乗せる」と言うのだ。そりゃそうだろう、こんな小さな街だし、アルゼンチン選手はここに住んでいるらしいからと思っていると、「レオナルドも乗せたよ」(@_@) (ひぇ〜、このワタクシが、今、座っている、この座席に、座ったのかしらんんん〜!それとも友人の側か!)と思うと、急にこのどうでもいいようなタクシーが宝に見えてきた。あ、ここで、言っておかなければならないことがある。このような会話をしていたのは私ではないということ(^^; イタリア語の出来る友人D嬢のおかげである。この場を借りてお礼を言っておくわね(^^;
とまぁ、いろいろと話をしているうちに、「そんなら、僕がミランの人に中に入れるかどうか聞いてあげるよ」と言う。(まぁ、イタリア人は調子がいいから、あまり期待しないでおこう)と友達と話をしていたら、なんと、OKが出た。なぜだぁ〜!(^^;
というわけで、難攻不落のミラネッロに潜入することが出来たのであ〜る。
いったい練習試合はどこでやるんだ!? え? あのピッチ? あぁ〜! 国立競技場とまでは言わないけど、ピッチの回りが緩やかな土手になっており、特別な許可で中に入ることが出来た人たちは、この土手の上で見ることが許されているのである。双眼鏡を使っても良く見えない。練習中は写真撮影は禁止。「・・・ったく、ケチ!」 某クラブではそんなことはないのにぃ〜とふてくされる私。でも、贅沢を言っちゃいけない。レオナルドの練習試合を見られるのだ。感謝しなくっちぇね〜。
それにしても暑い・・・。せっかく選手を間近に見られるチャンスだと言うのに、敷地内に入ることが出来たファンも日陰を求めてピッチから離れて行くばかり(^^; ミラネッロで見学をしている方々は特別なコネでお入りのようでお上品でいらっしゃる。クルバあたりにいそうな人はひとりもいない(^^;
私は暑い中で双眼鏡を覗いていたらクラクラしてきた。その上、なぜかレオナルドが見当たらない・・・。なぜ? 友人D嬢の冷静な観察では「前半はサブ組だからよ」 それはそうなのだが、ベンチにもいない! ケガをしているパオロ様もいるのに。あ〜ん!だいたい、背番号もいい加減につけているからわかんないよー。あ、そうだ、シューズを見ればいいのだ、シューズを・・・。ナイキのシューズ! それに続くおみ足・・・(^^;
しかし、熱気で曇って行く双眼鏡の向こうにレオナルドらしき姿はない。それでも、必至にレオを求める私。しまいには幻影を見るようにさえなって行くのであった。ケガという話は聞かないから、家庭の事情か!?などと言うことまで考える(^^;暑い中で目をこらして見ていたら、疲れてしまった・・・。気のせいか頭も痛い(^^; ふと、その時ベンチを見れば・・「あ、レオナルド・・・・・・・・・・に、違いなぁ〜い!」 でも、また、幻影かしら^^; D嬢に双眼鏡を渡して確認してもらう。「あ、そうよ。でも、足にサポーターを巻いてない?」 え! なんてことを言うんだ!ケガか! 双眼鏡を奪い返して覗いてみる。レオの太股には、しっかりと白いものが見える・・・(まるで覗き行為だわね、これ^^;) 「ん? あれはスパッツだよ」と私。「え?それにしては長くない?」「だらしがない座り型をしているからだよ・・もー、レオったら!」と思いながらもニコニコの私。
「あ〜、レオだ〜、レオ〜」とレオナルドファン共通のセリフを言う(^^; 「パブロフの犬」現象はやく後半にならないかな! 前半が終わるころになってレギュラー組がアップを始めた。ケガをしたらいけないからしっかりアップしてね。あぁ〜、楽しそうにボールを蹴るレオナルドがそこにいる。ランランランとスキップをしたいような気分であるが、まわりのギャラリーは、相変わらず静かに見ている。芝生の上で昼寝をしているような人もいる。確かに気持ちよさそうだけど・・・、モッタイナイ。
後半が始まった。レオ、シェバ、ホセ・マリの3トップだと言うのが良くわかる。相手は地元のアマチュアチームだから、はっきり言ってやりたい放題みたいなもんだよね。これで練習になるんだろうか? 特に守備。攻撃の方は良いイメージのようなものをつかめるのだろうけど。ザッケローニ監督はどっかりと座っているだけ。レオナルドを少しでも近くでみたいから、ついつい日陰を出て前の方に行ってしまう。おかげでこの日一日でガングロ&土方焼け^^; でも、やっぱり、暑いのでいくらレオナルドを愛していても集中力が途切れがちになる(^^;
レオナルドはアシストにシュートにと絶好調。4得点!コーナーキックも両方とも蹴っていた。CKだと少しは近くになる。髪の毛が長い。日本にいる友人Kちゃんの好きな長さだ。あぁ、なんと言ってもいいのは元気なこと。明るい雰囲気がバンバン伝わってくる(日差しが強いからか^^;)
練習試合が終わった。選手がロッカールームに消えてゆく。ロッカールームから出てくる選手を捕まえてサインを貰おうとダラダラしていたミラニスタたちも急にシャキっとして動き出す。さて、どこで待ってようかなぁ〜。レオナルドは着替えるのが遅いはずだよねぇ〜。D嬢はパオロ様を待っている。
ところが、ここで予期せぬことが・・・。パオロ様の車が早くも停まっていたはずの場所からなくなっている。凍りつく私たち。
「ええええ? いつ、帰ったの?」 D嬢がその場にいたジャーナリストに聞くと「一番最初に、誰とも口をきかず帰った」そうだ。なんてドジなことを!がっくりするD嬢をなぐさめつつも、私の心臓はバクバク。もうすぐレオナルドに会える〜!ここで待っている人たちの本命はだれかしらん!?ライバルが多かったらいやんだわん(^^; 背が高い人たちが、ロッカールーム(というより、ひとつの立派なクラブハウス)からこちらに向かって歩いてくる。アッビアーティ、ビヤホフ・・・あれ、他に誰だっけ? 忘れた^^; タリボーも来る。あの頭はどこにいても目立つし、子供に大人気。澄み切った青空、新緑が美しい。でも、木漏れ陽が写真を撮る時に邪魔かしら・・・なんてドキドキしながらもいろんなことを考えている(^^;しかし、オ・ソ・イ・・・。ふと、はるか向こうの道路(もちろん、敷地内!)を見ていると、車が時々出ていく。あれ、あっちに車をつけている選手もいるの。無精だわ・・・。レオナルドはそんなことはしないわね・・・と思いつつも、ちょっとばかり不安になってくる。それで、正面ゲートの方にまわってみると、ちょうど年配のおばさんが「レオナルドは?」と受付の人に聞いている。「もう帰ったよ」
・・・・・・・・・・が〜〜〜ん・・・・・・・・ワタシッテ・・・・・
はぁ〜、まったくの脱力状態。ベンチに座り込んでレオナルドと同じようにだらしのない座り型をしてしまった。トホホ。
考えてみれば、家にはかわいいおチビちゃんがいるんだもんね。早く帰りたいわよね。あぁ〜。
後でロシア人でベルリン在住のヘルベグ・ファンの女性から聞いたところでは、他の選手の車で帰ったそうだ。相乗りだったんですね。今日は。後部座席に座っていたので良く見えなかったとか・・・。そうか、そうか、そうなのか〜・・・(って、それを知ってもなんの慰めにもならないけど(-.-)
ミラネッロに入れたところまではラッキーだと思ったのにねぇ〜とD嬢と慰め合う。その後がドジだった。う〜ん、ホテルで合流する友達にどれだけあきれられるかと考えるとこれまたユウウツ(^^;あぁぁぁ〜、でも、え〜〜〜い、いつかリベンジだ!(^^;