モルンビー!
15 setembro, 2001

 サンパウロでの一日目が始まった。今日からいよいよ「サッカー旅行」である(^○^) 私の今日のメイン・イベントは試合観戦。友達は特になし(^^; 午後の観戦までどうしようかなぁ〜ということになった。お天気もさえないし、こういう時は美術館に行く限る。この旅行の計画をしている時に、サンパウロに4日間いるという話をしたら、大概の人が「2日もいれば充分だよ」と言った。サンパウロは観光地ではないからだ。リオの人は暇があればビーチに行くけど、サンパウロの人はショッピング・センターに行くと言われているぐらいだそうだ。でもまぁ、私の場合はすることはイロイロあるわけで^^; でも、見るとこないよ〜と言う人の誰もが薦めてくれたのが、「サンパウロ美術館」。ホテルから歩いていける距離だけど、地下鉄にトライ。旅慣れている私達は^^; なんの問題もなく乗車。自動改札機はイタリアと同じデザインのように見えた。

 通称MASPには、ヨーロッパ美術に造詣が深い友人も感心する作品群の数々が展示されていた。入るなり、ドガの踊り子の彫像がお出迎えしてくれた。私は美術好きでもないけれど、サッカー観戦旅行のついでに、美術館に行っていわゆる世界の名画を見る機会に恵まれてしまう。それも外国で見ると、実にゆったりと見ることが出来て本当に絵が好きな人には悪いなぁ〜と思ることが多い。なにしろ私の感想ときたら、「教科書に出てた・・・」。ただ、のんびりと見ることが出来るから、「あぁ〜、この絵は好き」と深いことを考えずに(深いって何? ^^;)、素直に見られる。だから、美術館に行くことは好きだ。イスも多くて休めるとか雨が凌げるって言うのもあるけど^^;

 お昼は「甘辛亭」(^^; イタリアのバールみたいなもんだけど、ブラジルでは看板に「しょっぱい&あまい」と書いてあるところが多い。その名のとおり、おかず系のパンやコロッケやおつまみ系と甘いケーキやパンがおいてある。写真を撮ってくるのを忘れた^^; 食べ物やさんに行くといつも食べることを優先するから写真を撮るのを忘れるのよね、私の場合。なかなかおいしいコロッケとジュースでお昼は終わり。

 さて、いよいよ、試合だ〜、レオだ〜。13時半にガイドさんに迎えに来てもらう。土曜日のせいか、渋滞がすごいよと言われていた道をスイスイと進みモルンビー・スタジアムへ。その途中のモルンビー地区・・・お金持ちの住宅地とは聞いていたけど、「なに、これ?」状態だ。いつまでも塀が続いているから、「これは公園ですか?」と聞くと「いえ、家ですよ」だって(@_@) 貧富の差が激しいとは聞いていたけど、なんだかなぁ〜。で、こういうところに住んでいる人は何をしているのか?不明な人も多いらしい。サッカー選手のお給料もブラジルの水準からすれば破格だけど、彼等の場合は何をして稼いでいるのか明白だからいい!と思った。

 スタジアムは大きいね。周辺の雰囲気はヨーロッパのスタジアムと同じ。バッタ屋さんが軒を連ねている。カードがたいしたことがないせいか、大混雑はしていない。子供や女性も多くて、恐いって雰囲気じゃないじゃん・・・と思ってしまう。でもまぁ、女性ひとりで見に来ている人はいないから、私が、もし一人だったらメチャクチャ目立つだろうな^^; 席は今日も半額の10ヘアウ(500円以下)。本当は2階席の方が見やすいんだろうけど、少しでもピッチの近くにいたい私は1階席にした。ブラジルの指定席はブロック指定。早い者勝ちである。今日の試合みたいなのは、すいているから、好きな場所にウロウロ動けて良い。チケットを小さな窓口で買って手荷物チェックもボディ・チェックもなくスタジアムに入る・・・と、ずらりと待ち構えているのは、駅弁売り・・・ではない^^; 昔、良く見た駅弁売りと同じように首から箱をぶら下げている売り子さんたち。中身はお菓子。席に案内してくれると言う。うざったいなぁ〜と思うが、彼等はそれが商売。つまり、席までご案内をして、汚い雑きんで席を拭いてくれ、「どう、お菓子は?」と来るのである。大人の私達はお菓子は買わなかったけれど、子供連れの人は買っていたりする。席はこうして雑きんで拭くせいか、サンシーロに比べたらずーーーーときれいであった。サンシーロが汚すぎるって気もするけど。

 朝起きた時にはお天気も悪く寒いくらいだったのに、この頃になると、陽がもろに当たって暑い。参った・・・。帽子はホテルにおいてきたし、でも、日に焼けたくない^^; 10ヘアウでサンパウロのロゴの入ったチューリップ帽を買う。いわゆるカウボーイ・ハットのような形のもあったけれど、それをかっこ良くかぶっているお姉ちゃんたちを見たら、私は、はい、チューリップ(別名、ルンペン帽)で充分^^;

 早く試合が始まらないかなぁ〜。パラナの選手がピッチでウォーム・アップ。お決まりのブーイング。今日はテレビ放送があるので、定刻どおり始まりますよと言うガイドさんの言葉どおり、3時に選手がピッチに現われた! サンパウロのユニを来た子供たちと一緒だ。ただ、日本と違って、一人の選手に一人と決まっているわけではないらしく、バラバラだ。人気者のホジェリオ・セニは小学校か幼稚園の先生状態^^; その後ろからレオだ! あれ、なんで、レオだけ女の子なのよ〜、それも2人も〜とカメラのシャッターを押しながら言う私。レオらしい!?

 キックオフ前にレオはパラナのベンチ前に行って誰かと長い長い抱擁。いったい誰?^^;

 試合は・・・忘れた(^^; 観戦した直後に書いておかないとダメですね。でも、あの日は、レオナルドの累積3枚目のイエロー・カードにショックを受け、それどころじゃなかったのだ。それに、負け試合。レオナルドはばっちりとマークされ続け、攻めの組み立ても何もあったもんじゃない。遅いのよ、攻撃が。「悪い時の鹿島のようだ」 私はだんだんイラついて、ぶつぶつ言ってた。しかも、ホームのプレッシャーがあるのかなんなのか、動きが固いのだ。確かにすごいブーイング。それでも、応援しているつもりかよー!?って言いたくなってしまう。サンパウロは若い選手が多いんだから、そんなにいじめるな!って思ってしまう。萎縮して当然とも思う。それにしても、パラナの選手は良く走るし、サイドをことごとく破られてしまう。途中で変な体勢でヘディングに行ったレオと相手がバタリと倒れてびっくり。たいしたことはなかったようだけでお、後半になって出てくる時も頭を触っていた。コブが出来た?^^;

登場! 頭ゴチン
幼稚園の先生の後ろは女子高の先生? 頭ゴチンの後・・・(~o~)

 前半終わって2−0。若くてかわいいカカを注目していたけど、この選手のどこが良いのだろう?という出来。後半の頭から交替させられてしまった。当然だ。とにかく1点返して反撃だ!と思った矢先に失点。あぁ〜、後半開始1分だよ。時間帯が悪すぎる。ますますひどくなるブーイング。レオナルドの悪口を言っている奴もいる。フン!と振り返ろうかと思ったけど、やめておいた(~_~メ)

 レオナルドもがんばって動いているけどパラナのマークもきつい。マンマークでべったりとレオからはがれない。途中でレオがマークしている選手に何かを言っていたから、見えないところでひっぱられたりもしているんでしょう。とにかく、チーム全体のリズムが悪い。パスミスが多い。後半20分ぐらいに1点を返したけれど、とても追いつけそうにない。残り10分、心配なのはイエローだけ・・・・。確かすでに2枚貰っている。こんなことを思ったのがいけなかったのか、取られたボールを取り返そうとしたレオ。後ろからファウルに行ってしまった。カード、出るだろなと思ったら出てしまった。あぁ〜・・・。どうして、あのサイドにはいつもサンパウロの選手がいないのでしょう? そう言えば、新聞にも出ていた。ネルシーニョがサイドの選手に不満を持っていると。あそこで突破されたら、確かに又失点って可能性はあったからね、仕方ないかな、レオ。でもさぁ〜・・・私は、レオもジョルジーニョもいないクリチーバに行くの?はぁ〜・・・・。どどどどーーーーと暗くなる私。

走る1! 走る2
切り返す ファウルを受ける

パラナの11番クンと仲良し(^^; くっつかないでぇ〜!

 試合終了。帰りも渋滞することなくスイスイとホテルに戻ってきた。予定より早く着いたので、サンパウロで一番、高級だと言われているショッピング・センターを見に行くことにした。タクシーを降りていきなり目に入って来たブランド品の店の数々。日本より高い値段で売っている。そんなショッピング・センター、「イグアテミ」はお金持ちの家族で混み合っている。スポーツ用品店を見つけてサンパウロFCのプラクティスを買う。ユニはやはり番号入りで10番はなかったので買わなかった。頼まれたものも入っているけれど、こっちに来て買ったものはサッカーのシャツばかりだと気がつく(^^;

 なんだか雰囲気に圧倒され、人が多くて疲れて早々に退散 (^^;

 また夕食の時間になってしまった。こちらに来てシュハスコは食べたけれど、本格的なシュハスカリアには行っていなかったので挑戦することにした。今日はお昼が控えめだったから損はしないかな^^; バンの送迎付きという思いっきり観光客相手の店をチョイス。お一人さま、30ヘアウ(約1500円)で食べ放題。飲み物とデザートは別。

 観光客相手だから、お肉を運ぶ人たちのユニフォームはガウーショ(ブラジル版カウボーイっす)で決めている。しかし、働いている人の数が半端じゃない。大きなレストランだけど、こんなに従業員って必要なんだろうか? お客をマンマークしていると言って良い。パフォーマンスでもあるんだろうけど、お肉がささった串を縦に持って次から次に早歩きでキッチンのある方から出てくる姿は壮観だった。でも、だんだんとお腹が一杯になってくると、「また、肉がゾロゾロ歩いているよ、気持ちわりぃ〜」。 不幸中の幸いだったのは、お肉だけではなく魚のグリルもあったこと。私は最後には肉から逃げて^^;、サケのグリルにお醤油(置いてあった)をかけて、ご飯(パラパラだけど)と一緒に食べた。美味しかった。やっぱり、日本人には魚だ! おなかは一杯でもデザートは別腹・・・ではないことはよーく知っているが、やはりなんでも食べてみないとね、せっかく来たのだから。デザートの調査結果は「いちご」はまるで日本の一パック分、プリンはイタトマ(知っているかな!?^^;)のケーキ大であった(@_@)

 こうして今日も「あぁ〜、苦しい、苦しい」と言って一日が終わったのであった・・・

 って言うのは友達の場合で、私は一仕事片づけないと眠れない。

 サンパウロが明日練習するかどうかはわからない。試合の翌日でもクールダウンの練習があることが多いブラジルのチーム。とりあえず、朝、練習場に行くしかない。クリチーバにレオが行かないとなると、小さな可能性であっても、それに賭けてみないと大きな後悔をすることになるから。しかし、あぁ〜、時間があると思って完成させていなかったレオへのメッセージ集・・・仕上げなくっちゃ! 集中、集中!と言いながら英語を日本語の下に書き込んで行く。時計は見ないぞ! 眠くなるから。終わったぁ〜、夜中はとっくに過ぎていた。寝不足になるけど、とりあえず一安心。モーニングコールを頼んで寝る。

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