
ブラジルの長いシーズンを理解するには、まずブラジルの国土が広いことを念頭におかなければならない。日本の約23倍もある国土。この規模全体で日本のJリーグやヨーロッパ各国のリーグ戦のような形でひとつのシーズンを開催することは事実上不可能である。移動を考えただけで気が狂いそうですよね(^^; そこで、まずは各州で選手権を行う。その後に全国規模ではあるけれど限られたクラブの間でブラジル選手権を行っている。
■2000年シーズン 主な大会スケジュール ■主な州選手権とブラジル選手権
| 1月19日〜3月1日 |
<Torneio Rio-Sao Paulo> 伝統のある大会ではあるけれど、プレシーズン的に要素が強い。リオとサンパウロのクラブが参加。今年の優勝はパルメイラス。ヴァスコ・ダ・ガマは準優勝。ほぼ同時期に他の州でも同様な大会が開かれている。 |
| 1月22日 〜 6月11日 |
<各州でのカンピオナート> ここからが本格的なシーズン。州によって大会の規模、方法が違う。メジャーな大会はサンパウロ州、リオディジャネイロ州、ミナスジェライス州、リオグランデドスールの4州。 |
| 3月7日 〜 7月2日 |
<コパ・ド・ブラジル> ブラジルのカップ戦。年々、規模が巨大化。昨シーズンは64ちーむ、今シーズンは69チームの参加。ノックアウト方式。優勝チームにはリベルタドーレス杯の出場権が与えられる。 |
| 7月30日〜12月23日 |
<カンピオナート・ブラジレイロ> これがいわゆるブラジル選手権(全国選手権)。歴史は州選手権より新しく1971年からスタート。一次リーグは総当り。2次リーグからはトーナメント方式。準々決勝からは3試合のうち先に2勝した方が勝ち抜き。降格、昇格がある。 |
| 3月3日〜6月2日 |
<リベルタドーレス杯> (南米選手権ー優勝チームがトヨタカップへの出場権を得る) 今年、ブラジルから参加しているクラブはアトレチコPR、コリンチャンス、ジュヴェントージ、アトレチコMGの4つ。 |
| 2002年ワールドカップ予選南米大会が3月28日から始まる。 | |
主な州選手権とブラジル選手権 ☆Campeonato Estadual Do Rio De Janeiro (Campeonato Carioca リオ州選手権)☆
ヴァスコ・ダ・ガマ、フラメンゴ、ボタフォゴ、フルミネンセの4チームはシードされており予選リーグ(一次リーグ)は免除。2次リーグは12チームによるホーム&アウェイ。前期(通称 グアナバラ杯)と後期(通称 リオディジャネイロ・カップ)の総当たり戦で前期と後期の優勝チームが決勝戦を行いチャンピオンを決める。昨年の優勝はヴァスコ・ダ・ガマを破ったフラメンゴ。☆Campeonato Paulista(サンパウロ州選手権)☆
州選手権の中では最大規模を誇る。54チームが参加。セリエA−1、A-2、A-3とある。1月から一次リーグが開催され、コリンチャンス、サンパウロ、パルメイラス、サントスの4強は2次リーグからの参加。昨年の優勝はコリンチャンス。☆Campeonato Brasileiro (ブラジル選手権)☆
ブラジル・サッカーのハイライトはやはりこの大会。優勝チームはリベルタドーレス杯への出場権が与えられる。1999年はコリンチャンスの2連覇に終わった。全国規模の大会でありながら、実質はリオ州、サンパウロ州、ミナス・ジェラス州の強豪チームの大会。一部の下位2チームは2部降格。日本で有名なチーム、フルミネンセは3部にまで転落したが、昨シーズン、2部へ昇格を果たした。レギュレーションはほぼ毎年変更されている。
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