配管変更のみでパラレルツインターボ化する (その2)
共通
この方法は
BD
・
BG
系の
A
・
B
・
C
型で実現可能である。
BE
・
BH
系の場合は配管番号が違う可能性があるため、整備解説書で確認すること。
速くはならない。
レギュラーガソリン、粗悪ガソリンを絶対に入れないこと。
詳細、注意点等は
[パラツイン化その1]
に記述してあるので、必ず読むこと。
このページでは、シーケンシャルツインターボ制御時の高回転域におけるツインターボ動作を低回転域から実現してパラレルツインターボ化する方法について解説する。
なお、
[A 型]
と
[B・C 型]
とでターボの制御方式が若干異なるためそれぞれについて記述するが、
BE
・
BH
系に応用する場合は
[B・C 型]
の方法を参考にされたい。
A型での方法
ノーマルの配管を
[Figure1]
に、図中の着色された配管に変更を加えてパラレルツインターボ化したものを
[Figure2]
に示す。
[配管変更のみでパラレルツインターボ化する (その1)]
を実施している場合は、セカンダリターボウエストゲートアクチュエーター周りの配管 (
8
番、及び
16
番) をノーマルに戻すだけである。
なお、ブーストコントローラーを使用して過給圧の制御を行う場合は、
[Figure3]
に示すようにプライマリターボウエストゲートアクチュエーターのみに配管を行う・・・・これは、シーケンシャル制御配管 (ノーマル配管) でも同じである。
一部メーカーのブーストコントローラーに付属している配管図に 「オリフィスの入っている配管を使用する」 といった指示や、「セカンダリターボウエストゲートアクチュエーターへも配管を行う必要がある」 といった記述が見られるが、一切不要である。
【A−1】
ソレノイドバルブの切り離し
過給圧リリーフバルブ、吸気制御バルブ用アクチュエーター、及び排気制御バルブ用アクチュエーターに行っているゴムホースを、バルブ側、あるいはアクチュエーター側で切り離して蓋をする。 排気制御バルブ用アクチュエーターの正圧側ホースは、
4-6
変換ジョイントの
4[mm]
側で切り離す。
ホースがノーマルであれば、それぞれに番号が印刷してあるはずなので、その番号を目安に作業を行う。 切り離すのは
1
{
■
}、
5
{
■
}、
6
{
■
}、
15
{
■
} の
4
本となる。
5
番のホースは後で別の配管に接続するので、蓋をしないでそのままにしておく。
【A−2】
吸気制御バルブ用アクチュエーターの処置
1
番 {
■
} のホースが接続されていた、吸気制御バルブ用アクチュエーターに何かを接続する必要はない。 そのまま開放にしておけばよい。
【A−3】
差圧センサーの処置
過給圧リリーフバルブの上にある黒い樹脂製のジョイントに接続している
22
番 {
■
} のホースを抜き、ソレノイド
BOX
から出ている
5
番 {
■
} のホースと接続する。
【A−4】
排気制御バルブ用アクチュエーターの処置
まず、エアクリーナー
BOX
を外し、運転席側のフェンダーパネルを通ってソレノイド
BOX
に入っている負圧タンクからのホース {
■
} に
4-4-4
の
T
型ホースジョイント (ジョイント
A
) を取り付け、アクチュエーターの下室 {
■
} と接続する。
次に、
22
番 {
■
} のホースが接続されていた所 (過給圧リリーフバルブの上にある黒い樹脂製のジョイント) とアクチュエーターの上室 {
■
} とを接続する。
【A−5】
過給圧リリーフバルブの処置
エアバイパスバルブに接続しているホース {
■
} に
6-6-6
の
T
型ホースジョイント (ジョイント
B
) を取り付け、内径
6[mm]
のホースで過給圧リリーフバルブ (
15
番 {
■
} のホースが接続されていた所) と接続する。
【A−6】
CHECK ENGINE ランプ点灯時の対策
[配管変更のみでパラレルツインターボ化する (その1)]
を参照のこと。
B・C型での方法
ノーマルの配管を
[Figure4]
に、図中の着色された配管に変更を加えてパラレルツインターボ化したものを
[Figure5]
に示す。
ブーストコントローラーを使用して過給圧の制御を行う場合は、
[Figure6]
に示すように配管する・・・・これは、シーケンシャル制御配管 (ノーマル配管) でも同じである。
一部メーカーのブーストコントローラーに付属している配管図に 「オリフィスの入っている配管を使用する」 といった記述が見られるが、オリフィスは不要なので注意したい。
【B・C−1】
ソレノイドバルブの切り離し
過給圧リリーフバルブ、吸気制御バルブ用アクチュエーター、及び排気制御バルブ用アクチュエーターに行っているゴムホースを、バルブ側、あるいはアクチュエーター側で切り離して蓋をする。 過給圧リリーフバルブのホース、及び排気制御バルブ用アクチュエーターの正圧側ホースは
4-6
変換ジョイントの
4[mm]
側で切り離す。
ホースがノーマルであれば、それぞれに番号が印刷してあるはずなので、その番号を目安に作業を行う。 切り離すのは
1
{
■
}、
5
{
■
}、
6
{
■
}、
8
{
■
} の
4
本となる。
5
番のホースは後で別の配管に接続するので、蓋をしないでそのままにしておく。
【B・C−2】
吸気制御バルブ用アクチュエーターの処置
1
番 {
■
} のホースが接続されていた、吸気制御バルブ用アクチュエーターに何かを接続する必要はない。 そのまま開放にしておけばよい。
【B・C−3】
差圧センサーの処置
過給圧リリーフバルブの上にある黒い樹脂製のジョイントに接続している
22
番 {
■
} のホースを抜き、ソレノイド
BOX
から出ている
5
番 {
■
} のホースと接続する。
【B・C−4】
排気制御バルブ用アクチュエーター、過給圧リリーフバルブの処置
まず、エアクリーナー
BOX
を外し、運転席側のフェンダーパネルを通ってソレノイド
BOX
に入っている負圧タンクからのホース {
■
} に
4-4-4
の
T
型ホースジョイント (ジョイント
A
) を取り付け、アクチュエーターの下室 {
■
} と接続する。
次に、
22
番 {
■
} のホースが接続されていた所 (過給圧リリーフバルブの上にある黒い樹脂製のジョイント) にも
4-4-4
の
T
型ホースジョイント (ジョイント
B
) を取り付け、アクチュエーターの上室 {
■
} と過給圧リリーフバルブ (
8
番 {
■
} のホースが接続されていた所) を接続する。
【B・C−5】
CHECK ENGINE ランプ点灯時の対策
[配管変更のみでパラレルツインターボ化する (その1)]
を参照のこと。