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EJ20R 用インジェクターに交換する
EJ20H 搭載車


280[ps] モデルには必要ない・・・・同じものである。

ECU のリセッティングが必要になるはずである。

16611AA231 - 11.6[KB] 16611AA101 - 9.9[KB]  レガシィターボの 250[ps]260[ps] モデル用のインジェクターは、280[ps] モデル用のものに比べて容量が小さくなっている。
 250[ps]260[ps] モデル用のものはコネクタの部分が灰色に、280[ps] モデル用のものは黄色になっている。  なお、280[ps] モデル用のインジェクターはインプレッサのものと同じである。

 正確な値はメーカーから公表されていないために不明なのだが、だいたい下の表のような容量になっているようである。  なお、この値は燃圧 2.55[kg/cm2] でのものであり、レガシィターボの燃圧 (3.05[kg/cm2]) より低い事に注意してほしい。

出力 [ps]
品番
容量 [cc/min]
単価 [円]
250
16611AA100
430
10,700  
260
16611AA101
444
9,800  
280
16611AA231
480
9,800  

 なお、16611AA100260[ps] モデルが登場した時点で廃止になっており、補修等でインジェクターを交換する場合は 16611AA101 を使用する事になる。  また、O リング等は付属しているので他に部品を注文する必要はない。

【1】 燃料ポンプコネクタの切り離し


燃料ポンプコネクタ - 17.6[KB] リアシートの下 - 16.2[KB]  運転席側のリアシート下にある燃料ポンプコネクタを切り離してエンジンをかけ、フューエルライン内に残っているガソリンをすべて燃焼させる。  クランキングは時間をおきながら何度も繰り返し、全く着火しなくなるまで完全に行う必要がある。  ここで手抜きをすると、インジェクターを外した際シリンダ内に多量のガソリンが流れ込み、プラグ交換を余儀なくされる。

【2】 作業スペースの確保


加圧注水タンク - 15.5[KB] エンジンルーム - 23.3[KB]  作業用のスペースを確保するため、加圧注水タンク、エアクリーナーボックス、ウォッシャータンク、及びバッテリーを取り外す。
 加圧注水タンクは右の写真のように傾けて移動させるだけで大丈夫なのだが、ホースが接続されていたパイプにビニール袋等をかぶせ、クーラントが漏れないようにしておく。

【3】 インジェクターの取り外し


キャップ (ブッシュ付き) - 17.2[KB] キャップ (ブッシュなし) - 17.3[KB]  インジェクターを固定している2本のボルトとアルミ製のキャップ、及びコネクターを外す。
 この際、キャップ内のゴムブッシュがインジェクター側に残る場合があるが、右の写真のようにキャップに戻しておく。  また、コネクターはロックされているのだが、爪を押し込んで強めに引っ張れば外れる。 外れない場合はインジェクターを抜いてから作業すればよいのでそのままにしておく。
交換前 - 12.5[KB]  左の写真がキャップを外した状態のインジェクターである。  O リングによって圧入された形になっているため簡単には抜けない。
 整備解説書はエンジンを下ろした状態での作業が前提になっているようで、インジェクターを脱着する場合はデリバリーパイプごと外して作業するように指示している。
 しかし、エンジンが車体に載ったままで知恵の輪状態のデリバリーパイプを外すのは至難の技である。  仮に外れたとしても、再装着に必要なガスケットや O リングの用意をしていない。
 悩んだ挙げ句 「どうせ交換するから破壊してもかまわない」 という結論に達し、プライヤーでつかんで強引に引き抜く事にした。
取り外し後 - 10.6[KB] つかみ方 - 17.8[KB]  コネクター部分は割れやすいので、一番丈夫な最外周部を右の写真のようにつかみ、少しづつ左右にまわしながら真っ直ぐに引き抜く。
 幸い、ほとんど傷をつけずに十分再利用可能な状態で引き抜く事ができたのだが、ディーラー等ではどうしているのだろうか?  どうも同じような事をやっているような気がしてならないのだが・・・・。

 インジェクターを引き抜いた後、インジェクターホルダー内に O リングが残っていない事を必ず確認する事。

【4】 インジェクターの装着


交換後 - 13.6[KB]  インジェクターの O リング部分にエンジンオイルを薄く塗布して、インジェクターホルダーに挿し込む。  この際、O リングに傷を付ける可能性があるので無理に押し込む必要はない。  次に、インジェクターの頭部にアルミ製のキャップを装着して、軽く押さえながらボルトで仮止めする。  ボルトの山は一山か二山かかっていれば十分である。
 そして、ソケットにエクステンションだけを装着したものか、ドライバーを使用して2本のボルトを交互に少しづつ締めて行き、インジェクターを奥まで押し込む。  片側のボルトだけを一気に締めるような事をするとあとで後悔するはめになる。  インジェクターが奥まで入ったら、ボルトを規定トルクで締め込む・・・・規定トルクは 3.92±0.49[Nm] (0.4±0.05[kgm]) となっている。

 言うまでもない事だが、【3】 項と 【4】 項は4回行う。

【5】 再始動


 作業スペース確保のために取り外した部品を組み付け、エンジンをかける。  インジェクター取り外し時にガソリンをシリンダーに流し込んでしまった場合は、燃料ポンプコネクターを切り離したままでアクセルを全開にしてクランキングし、着火しなくなってから燃料ポンプコネクターを接続してエンジンをかける。
 燃料漏れ等がないか確認しながら電動ファンが回るまで暖気を行い、ECU にアイドリング学習をさせれば作業は終了する。



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