田村 亮子 ( たむら りょうこ ) ・ 柔道女子48kg級

バルセロナオリンピックで銀メダル、そしてアトランタオリンピックでも銀メダル・・・
本来であれば素晴らしい成績であるのだが、これが彼女だと悔しさだけが残ってしまう。
それだけ彼女には『金メダル』が宿命付けられているという事か。
最近彼女は事あるごとに『最低でも金、最高でも金』と口にしている。
おそらく最後になるであろう今回のシドニーオリンピックで、念願の金メダルの獲得は果たせるのか??
今の彼女の精神的な充実度からして、その可能性は限りなく100%に近いだろう。
しかし、万が一それを阻むものがいるとすれば、それは、サボン(キューバ)だ。
過去の直接対決では12戦して全勝しているものの、ほとんどが接戦での判定勝利だった。
今回のシドニーは、サボンにとってもまさに雪辱戦。
今まで以上に『勝ちにくる』だろう。
はたして田村は、そんなサボンを打ち破って夢を手に入れることができるのか。
試合前夜には必ず柔道着に祈りを込めてアイロンをかける。
いつもと変わらないその儀式の中で、いったい彼女は何を考え、何を思うのだろうか・・・


9/16 NHK(1) 13:50〜(予選)
     BS(7)   17:30〜(決勝)



                          



田村亮子、金メダル、おめでとう!!

田村亮子が悲願の金メダルを獲得した。
2回戦から登場した田村は、趙順心(中国)と対戦。
田村はなかなか技をかけられず、頻差の優勢勝ち。
しかし3回戦のルスニコワ(ウクライナ)戦では違った。
前半はこう着状態だったものの、中盤の2分25秒に払い腰で一本を奪った。
準決勝のチャ・ヒョニャン(北朝鮮)戦では、
終盤に攻勢をかけ、3−0で判定勝ち。
そして迎えた決勝、ブロレトワ(ロシア)との対戦だったが、わずか開始36秒に鮮やかな内またで見事に1本勝ちした。

表彰台の彼女は、かつて銀メダルを手にした時とは別人だった。
長年にわたって日本を背負い続けてきた彼女の肩から、やっと重い荷物が降りた・・・そんな感じだ。
思えば、彼女はいつも笑顔だった。
どんなプレッシャーの下にいたとしてもだ。
本当に辛く長い4年間だった事でしょう。
心からお疲れさまでした。
これでゆっくりと眠れますね。