室伏 広治 (むろふし こうじ) ・ 男子砲丸投げ
室伏重信。
ご存知、『アジアの鉄人』と呼ばれ、日本はおろかアジア記録をも長年にわたって守りつづけた男である。
そんな鉄人にもついに体力の限界が訪れて現役を引退。
そして数年後・・・
その息子、『室伏広治』が父親の持つ日本記録(75m96)を破って、新しい『アジアの鉄人』の座を手中にした・・・
室伏広治、25歳。
父・重信が40歳過ぎまで現役の第一線で頑張っていた(記憶では・・・)ことを考えると、まだまだ発展途上といったところか。
さて、室伏広治だが、先日のスーパー陸上(横浜)で、81m08を投げた。
99年10月現在の記録が79m17だった事を考えると、ここ数ヶ月での記録の伸びは驚異的でさえある。
世界記録は86m74とその差はまだまだ遠いが、この記録は80年代のもの。
記録が伸び悩んでいるハンマー投げにおいて最近の目立つ記録といえば、98年のタム(84m48)と97年のヴァイス(83m04)、そして98年のキシュ(83m00)くらいのもの。
アトランタの優勝記録が81m24(キシュ)、99年の世界陸上では80m24(コブス)だったことを考えれば、今回の室伏の81m08は十分に期待できる記録である。
しかし、80m台前半の記録を持つ選手はたくさんいる。
今回のシドニーオリンピックははまさしく『戦国模様』となりそうである。
その中で室伏がどれだけ普段の力を出せるか、また、自己記録を更新できるか。
最近の室伏は80m台を連発しているその安定感は抜群。
普通に出来れば(これが難しいのだが・・・)メダルは圏内、もしも自己記録を更新するような事があれば『金メダル』も・・・などと期待もしたくなってしまう、それほど最近の室伏広治は『ノッている』のである。
9/23 NHK(1) 8:35〜(予選)
9/24 BS(7) 15:00〜(決勝)
室伏、ベスト8進出ならず。
予選を第1投でクリアし決勝に進んだ室伏だったが、3投目を投げた時点で9位となり、4投目以降に進めなかった。
雨が残った滑りやすいサークルは、体重の軽い室伏には不利だったか・・・