四聖人大唐国に渡る

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よっておいで
見ておいで
平成紙芝居の始まりはじまり

これは一週間で観客三人の興行記録を打ち立てた映画のポスタ


これがそもそもの始まり・・・・


一行は不思議な洞窟を発見した。
それは、千三百年前に通じるタイムトンネルだった。


西暦742年(天平14年)聖武天皇の命を受けた遣唐使節団四聖人は
竜骨のない平船で玄界灘を渡り
長江河口の揚州に上陸、大明寺の鑑真和尚に倭国招聘の聖武天皇勅書を渡し、
その後、陸路はるばる・・・・
艱難辛苦の果て、遂に大唐国の都長安に到着した。


紫禁城にて玄宗皇帝に拝謁。
この時、玄宗は57歳。
かの李白も宮仕えをしていた。


その後は
お決まりの宴会ですね。


今日は、上陸早々ブランドものの鞄ごと自慢の衣裳を盗まれた椎茸瑠聖人のお買物。


国際都市長安は世界屈指の遊興都市でもあった。


その頃、牛魔王の棲家、火焔山摩雲洞では・・・


その頃、天竺のお逆さまは・・・やっぱり遊びほうけていた。

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玄宗の西域探訪の命を受けた四聖人は李斗準聖人を仲間に加え、
遂に、遂に、長安城を出発し、西の方、陽関を目指したのでございます。

長安でのふしだらな生活で太ってしまった文奉仕聖人。
同じく太ってしまった海馬聖人。
太っただけでなく禿げてしまった理科捨聖人。
まったく変わらない椎茸瑠聖人。
新規加入李斗準聖人。

みんな頑張れよ!!

PS:これで五人になったから、スマップの布陣だ。


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軽装且つ肥満交じりの四聖人+準聖人は
果たして陽関に辿り着けるのだろうか?
おい、誰か馬車でも調達してやっちくれ!

マウスポインタを画面内に移動すると絵が動きます。

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ま、仲間割れとかあったけど、
ようよう蘭州城に到着。

不節制三聖人はばてばてだが、取りも直さずダイエットには成功。
理科捨聖人の禿げも直った。
椎茸瑠聖人と意気軒昂な準聖人は元気。

この街で駱駝とキャンプ道具一式、食糧を調達し・・・
四聖人+準聖人にはいよいよ困難な旅の本番が待っている。

蘭州は現代でも西域旅行の基地となっています。
長安から蘭州までは謂水(黄河支流)沿いの険しい道程のため、
以降割合平坦な乾燥地帯の続くこの街が西域へのキャラバン物資調達地となりました。
てわけで、やっと駱駝に乗れるぞい!!


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蘭州名物「牛肉麺」
本来は豚肉が食べれない回教徒用

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キャラバンを組んだ一行は、いざ河西廻廊へ

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星が綺麗だ。

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陽関は何処ぞ

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一行は艱難辛苦の末、ついに西の方陽関に到着した。

しかし、胡人の襲撃を受けた陽関城の漢人はすたこらさっさと逃げ出した後だった。
城内には食糧はなし、な〜にもない。
駱駝は四頭とも腹をすかした奉仕姫が食っちゃったし・・・おまけに雪まで降ってきた。
どっすべ?

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このままでは飢え死にしてしまう。
陽関が陥落したからには、これより西方は既に胡人の勢力範囲となりしは必定。
四聖人は協議の末、胡人の王に使者をたて
手紙をしたため、
我らは倭国の者にして
西方平和の為の非軍事目的の使節団であり、
特別に胡王の庇護を願うものである・・・云々

食糧と願わくばキャラバン一式
更には道中つつがなしの為の通行手形の発行を請うことにした。

はてさて使者は・・・
ここはジャンケンで決めようぞ。

ってなわけで・・・文奉仕頑張れよ。
四聖人+準聖人の命運はそなたの双肩に・・・


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文奉仕は胡人の野営地に到着した。
そこは人里離れた凍りつく山の中。
手紙を燃しちまった文奉仕に使者の役は務まるのか?


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手紙は黒い部分が焼け落ち

胡王 あほ
とんま
ばか・・・

と読める。
た、大変だ。
んなもん見せたら・・・

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おい、大丈夫か?

腹腹土器土器

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胡王の怒りをかった
文奉仕は
その場で、胡王に
丸ごと呑み込まれてしまった。

何てことだ。

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文奉仕は空腹の苛々が募り
胡王の腹中で
大いに暴れたり


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胃中にて暴れ回られ
たまらず胡王は文奉仕を吐き出した。

それは・・・胡王を飲み込み胡王に成りすました
妖怪だった。
妖怪は正体を現し、龍王淵へと退散した。


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妖怪を退散させた文奉仕に
胡軍は感謝の雨あられ

この地に留まり
ぜひ胡王になってくだされ。

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文奉仕の活躍で
胡人から食糧と駱駝四頭、
その他旅具を送られた四聖人+準聖人は
政情不安な南路を避け
北路を取ることにし、
玉門関に向けて陽関を出発したのでした。

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玉門関で旅装を調えた一行は
いよいよ西域への旅に・・・
万歳なんてしてるけど
恐ろしい試練が待ってるぞ


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とりあえず、頑張れよ!

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Google Earthによると・・・
確か、こっちの方にオアシスが

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塔天登〜る作戦が功を奏して
一行は遂に
荒野の果てに
緑なすオアシスを発見した!
ところが・・・

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前回偶然にも錦斗雲を手に入れた
文奉仕は・・・

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突如、錦斗雲のブレーキが故障!!
あぶない!
何処まで飛んでくんだ、文奉仕


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な、なんだ、この洞窟は?

不気味な目がひかっているぞ!
新たな妖怪の登場か
危うし文奉仕!!!


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ま、てなわけで
錦斗雲をひょんなことから手に入れ
なおかつ操縦法までマスターした一行は
意気揚々と西域への道を突き進むのでありました。