防災用、非常用発電設備に特有なメンテナンスプロセデアーです

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 多発傾向の故障

非常用発電機で多い故障は冷却水系統、燃料系統、バッテリーです。
また、落雷による送電系統への誘導雷によるエンジン始動盤の故障もあります。

今回は冷却水系統の故障について解説します。
ラジエターの冷却水にはには不凍液が入っております。
既設発電機の冷却水濃度を測定してみるとほとんどが25%程度となっています。

関東地区の気温では30%で良いということで30%にしているつもりが、25%程度となってしまっているのです。

その原因は、クーラント原液の濃度は80%なので、原液を30%入れても注入液の濃度が24%となってしまうからです。
メーカーもメンテ技術者もこんな単純な事実を理解しておりません。

実は、温暖な首都圏では不凍液濃度はそれほど重要ではありません。重要なのはクーラントの防錆効果です。

クーラントの防錆効果は濃度が30%以上でなければ効果がありません。しかも2年もすると効果がなくなります。メーカーもメンテ技術者もこのことをほとんど知っておりません。
メーカーの取り説には「冷却水が減少したら清浄水を追加してください」と書いてあるほどです。とんでもないことです。

次回は冷却水が劣化した場合の故障を解説します。















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