アオキ経営戦略研究所情報


トマト会通信

No.2000(18.02.16)

今回で2000号となりました。ご愛読ありがとうございます。みなさんの励ましのお蔭でこここまできました。感謝します。
明日からは「ニコニコ経営情報」と名称を変えてお送りします。

 活況を呈している成熟分野
◆戦略を考える際、最も重要視するのは、事業単位をどのようにくくるかだ。くくり方の切り口次第で、策定される戦略は大きく違ってくる。
うまく切り口を発見することができないと、戦略策定作業は行き詰まってしまう。
◆切り口をうまく見つけることができない場合、とりあえず細かく分けていくことにしている。細かく分けて、例えば売上が伸びている部分と停滞している部分を見つけ出す。
◆市場は一様ではなく、ドンブリ勘定で考えてはいけない。成熟し切ったと見えるような市場でも、細かく分けて見ていけば、伸びている部分も発見することができる。
◆日経産業新聞に、「成熟分野とみられていた白物家電が活況を呈している」という記事が掲載された。成熟分野にも、やはり伸びる部分が存在するのです。

「ドンブリ勘定」では生まれない発想
●白物家電とは、冷蔵庫や洗濯機、エアコンなど、生活に密着した家電製品のことを言う。かつては白色が基調だったころから、この呼び名がある。
●今時、その手の家電製品は、ほとんどの家庭に普及しているから、市場が拡大するというのは考えられない。新規というより買い替え需要が中心のはずです。
●しかし、それもまた「ドンブリ勘定」的考え方に過ぎない。記事によれば「日本電機工業会のまとめでは国内出荷額が2005年まで2年連続の増加」とある。
●その要因は、製品の単価が上昇していることだ。白物家電は高機能化し、単価そのものが上がっている。買い替え需要を取り込んでも、全体としての売上高は増加する。
●価格下落に苦しむ従来製品と、高機能・高単価の製品とでは、明らかにくくりが異なる。一様に「白物家電」でくくらず、そのような区分をすれば、単純に「成熟分野」とは言えなくなる。
●自社が取り組む事業分野が成熟しているとみなすと、ついつい新規分野への進出を考えたくなるものだ。しかし、成熟していると見える分野の中であっても、高機能・高付加価値化により、成長分野を生み出すことができる。
●新規事業にやたらと手を出すのではなく、「本業回帰」だと叫ばれた時期があった。要は、本業の中に成長分野をいかに見出すかだ。
「ドンブリ勘定」では、その発想は生まれない。

今日の教訓
もしあなたの企業のビジネスが成熟分野にあると考えているのなら、事業単位を細かくくくって考えてみよう。その中に成長分野をみつけ、そこに経営資源を投入しよう。それが「本業回帰」のあり方です。
この事業は儲かる、儲からない、という判断を日常的にしてはいますが、細かく見ていくと、その中でも儲かる部分はあるものです。
それを見逃して「浮気」するのは、もったいないですね。

★チャンスとしての「2007年問題」
「ダイヤモンド・ホームセンター/2006年2-3月号」掲載より。団塊の世代が定年退職を迎える局面は、技能継承の面で一部の産業、企業に大きなピンチをもたらす一方で、日本の経済、産業全体にとってのチャンスとなり得る面もある。それは、貴重な戦力がリシャッフルされ、より適切なポジションへの再配置が進む可能性があるからだ。社会問題化が懸念されている若年層の高失業率を緩和させることも期待できる。
個々の企業にとっても、この時期は、外部から新たな戦力を獲得するチャンスとなる。社外からの人材登用は、単に自社にないノウハウを取り込むことだけでなく、他者の視点で、しかも内部から、業務プロセスの効率性や妥当性をチェックする効果も期待できる。
それは、個々の業務に限らず、その土台となる企業風土や企業カルチャーに新風を取り入れる機会ともなる。チャンスとして生かすには、採りたい人材のタイプやスペックの洗い出しなど、早期の準備も必要になる。チャンスとしての「2007年問題」は、すでに動きはじめている。

★社会人基礎力に関する研究会「中間とりまとめ」報告書の公表について
「社会人基礎力に関する研究会」の報告。近年、職場等において、基礎学力や専門知識に加え、コミュニケーション能力や実行力等の「人との接触の中で仕事をする能力」が重視されつつある一方、若者においてはそうした能力の低下が指摘されている。こうした能力は、従来大人になる過程で「自然と」身に付く能力と考えられ、その能力の定義や育成のための方法については明確にされなかった。今般、本研究会では「社会人基礎力」の明確化、その育成・評価等のための企業、学校、政府等の取組の在り方等を内容とする「中間とりまとめ」報告書を策定した。社会人基礎力を構成する主要な能力として、@「前に踏み出す力」(アクション)〜一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力、A「考え抜く力」(シンキング)〜疑問を持ち、考え抜く力、B「チームで働く力」(チームワーク)〜多様な人とともに、目標に向けて協力する力、を挙げ、それぞれの具体的要素を提示している。

No.282(18.01.01)

新年あけましておめでとうございます。 
アオキ経営戦略研究所 所長青木勝彦

★「トマト会通信」についてのお知らせ

昨年末でこのトマト会通信も1957号を迎えました。はじめはいつまで続くかと思っていましたが,みなさまのご支援のお蔭でここまできました。2000号もあと僅かです。
2月上旬には2000号に到達します。そこで一区切りをつけ,それから以降は名前も変えて配信の予定です。まだ十分煮詰まっていませんが,大凡下記の予定です。

名称:『ニコニコ経営情報』(仮称)
内容:「活力の一言」松下幸之助「一日一話」「経営情報コメント」「話題のニュース解説」
その他:現在週に1回配信している『人材開発情報』は,この「ニコニコ経営情報」に統合する。「ニコニコ経営情報」については「1分ニュース」は廃止する。(重要ニュースは除く)
発刊は原則1日おき(火・木・土)とする。創刊号は2月14日の予定。
配信は「トマト会通信」と「人材開発情報」の配信先(なお,この際,不要の方はご一報ください)とする。
「トマト会通信」本体はFAXでも配信していましたが,これは3月末で中止とする。

★すべてに関して『ほんものになる』ことで「逆境」を克服しよう。
昨年は政治・経済ともに動乱の一年でした。
とくに個人的には雪禍に明け,雪禍に暮れた一年でした。
1月1日の雪で家の前の道路が凍ったため,車がでられなくなり,2日早々に近くのホームセンターへツルハシを歩いて買いに行き,その後,毎日のように朝は道路の凍り割りが日課でした。暮れはご案内のように中旬からの寒波で雪々の毎日でした。またまた朝は雪かきの連続・・・。全国的なこととはいえ,まったく往生しました。
小泉内閣の歴史的な大勝利の結果,今後は一億総中流」の時代から少数の「上流社会層」と多くの「下流社会層」とに階層が大別されるであろうと予見される時代の幕開けとなりました。
米大使館のホームページにも掲載されていますが,規制改革に関するアメリカの日本への「改革要望書」が明らかになり,3年遅れ(実施には大体3年かかる)でそれぞれが実現の方向にきています。(郵政民営化や会社法の改正など)また,ホリエモンや楽天,村上ファンドなどによるM&Aの嵐が吹き荒れ,伝統的な日本のよさはますます壊されています。
今年は世代交代の時期といえばそれまでですが, ますます周辺の状況が一変し,あらゆる分野に大きな影響を及ぼすことになると思われます。
さらに資本主義の悪い面(弱肉強食)が浮き彫りになってくるでしょう。
企業経営もこうした時代背景のもと,非常に舵が取りづらくなってきています。これからは従来の延長線ではなく,「顧客第一主義」のもと発想を180度転換していくことが肝要かと思われます。
・会社の強みはなにかを徹底的に分析して,その強いところをさらに強化すべく資本・人材を集中的に投入する。(弱いところは捨てる)
・人材に関しても,その本人の強み(長所)を最大限生かす努力をする。(企業にあった日本的成果主義の研究と導入)
・売上アップも大切であるが,売上より利益中心の経営を行うことに力点をおく。(個別原価管理の徹底)
・企業の体質にもよるが,従業員に対して「のれん分け」制度を活用する。(独立起業の勧めと援助)
・後継者の育成の強化(すぐには育たないから,それだけに計画的な育成が大切・・後継者との期限を切った話し合いによるバトンタッチ)
・社長自身がいま自分がいなくなったらどうなるかという前提で「企業経営全般」のこと「個人・家庭・地域など」のことに関して「申し送り書」を書いて見る。(それを公表する勇気が大切)
*一番大切なことは,すべての面で 『ほんもの』になることでしょう。1.先見力 2.構想力 3.議論する力。4.矛盾への適応力・好奇心をもつ。
●要は「運のいい人、いい会社、ついてるモノ」「本物」の生き方、人づくりの「本物」、商品の「本物」、技術の「本物」それらの総合として『幸せの「和」と「輪」を広げていく』ことが最も大切かと思います。(東京商リサーチ新年号へ寄稿)


★ 決して人間中心の世界ではない,地球,そして天地の生命 
興亡 百変すれども 物は自ずから閑なり 富貴は一朝なれども 名は朽ちず 
細かに物理を思いて、そぞろに嘆息す 人生 安んぞ 汝の寿なるが如きを得ん

この詩を意訳すると、「人間社会の興亡は、文字どおり、その時代、その時代で百変するようにめまぐるしく変化するが、物(石鼓)はそんな変化にも意をとどめず、煩いもなく今日まで存在している。そしてまた、人間が追い求めて止まない富や栄耀栄華は,一朝にして消滅もするが(秦の,霊公のように)本当の名声というものは永遠に朽ちることがない。心を集中して物の道理を審さに考えてみると,思わず溜息がでる。あ,どうすればおまえ(石鼓)のように,寿長くいられるのだろうか)ということである。
北宋の詩人・蘇ショクが生きた11世紀の中国も,私たちが生きる現代の世界も、「興亡百変、富貴一朝」という人間社会の業相は,ほとんど変わっていない。
 近現代の科学・技術の発展は、人間に利便とモノの充足をもたらしはしたが、人間の本質的価値としての「意味や成長」をもたらし得たのだろうか。自由、そして平等,民主主義,資本主義という近現代を象徴する思想やシステムは,多くの困難や夥しい数の人命の犠牲を代償としてもたらされ、人類に大いなる貢献をした。が、その一方で、その自由、平等、民主主義、資本主義は,人類の業病ともいうべき自己中心的な我執や欲望を正当化させ、その際限なき肥大に火をつけてしまった。
それがために人間は、アトム化(孤立化)し,閉塞し、荒廃し、しかも、私たちの根底を支える銀河系宇宙唯一の生命の惑星「地球」を、人類自らの手による地球規模の大汚染、大破壊、大枯渇によって、地球の最も地球たる所以といわれる地球システムとしての「人間圏」そのものを崩壊寸前の危機的状況に陥らせているのである・・・。
 本来、人間がお互いに支えあって生きるための道具であり,生きることに彩を与え、自らを深耕させ、成長を催すために生み出されたはずのモノやカネは、今ではその地位を逆転させ、最早、生命以上に価値のある存在とされるほどまったく倒錯した事態に陥っているのではないか。
 そして、人間が、人間としてどう豊かに生きるのかではなく、どうモノやカネによって豊かになれるか、どれほどモノやカネを所有しているか、ということが最優先の価値となり、そこに
照準が絞られ、人間存在を著しく阻害しているのが現代であるとはいえないだろうか。
 さて、中国の史書として名高い書物に『十八史略』があるが、そこに、古くから人口に膾炙された老子の有名な言葉が出てくる。

「良買は深く戒めて虚しきが若くし、君子は盛徳あって容貌愚かなるが若し」
 これを解釈すると、「すぐれた商人は、自分の商品をお客に押し付けたりせずに、お客が求めたいと思う商品を提供するために、店先を飾ったり、詐欺まがいの強引なセールストークなどは決してしない。そのお客、そのお客の求めにそれぞれ合った商品を提供するために、すべての商品を表に出さずに、お客の求めを最優先して店先にはむしろ何もないような自然の状態にして信用(人間関係)に重点をおくものだ。また、有為の人物というものは、自分の能力や技能に相当の自信があっても、それをひけらかすようなことはせずに、謙虚な振る舞いをするものだ」ということになる。
 この老子の言葉は、近現代の考え方、やり方とはまったく逆のもので、近現代の大豊生産、大貴消費、あるいは利己主義と自己主張などという、いわゆる西欧的近代的自我の観点から考えれば、時代に逆行した封建的でナンセンスな考え方、やり方ということになるのであろう。しかし、すでに限界を顕にした進歩的西欧文明モデルに対する打開策の一つとしての昨今の多品種少量生産、高品質少量消費、あるいは個性の受容と共生・連携などという脱近代的観点から考えれば
,非常に示唆に富むものとして現代に甦る言葉である。
老子のこの言葉は、これまで絶対的価値観として君臨してきた西欧文明モデルを相対化させるアンチテーゼでもあり得る。
38億年といわれる地球生命誕生の歴史のうちで,人類の歴史は僅か0.2パーセンとにも満たない。0.2パーセントの歴史のさらに0.005パーセントが近現代の300年に相当するが,これほどの短い時間で、私たちはこの地球を食い滅ぼそうとしているのである。
「地球(あなた)と私たち人類(わたし)」 の関係。これは、地球があってこその私たちであるという絶対真実の関係性である。ならば,地球を通してみる私たち人類は,地球にとって一体如何なる存在なのだろうか。
宇宙創世や,銀河系の生成,地球誕生,そして広大な宇宙に希有な地球生命の化生,その壮大な時間の営みに比べれば,なんと僅かばかの人類の歴史。
その人類の歴史が物語ることは,人間が,人間であるがゆえの,人間が"考える葦"であるがゆえの「独善の未熟」だったということになりはしないだろうか。
今年もまた「興亡百変,富貴一朝」の繰り返しになるかも知れないが,燐とはりつめた満天の星に目を凝らし,不朽の宇宙に向かって新年にあたり「人生安んぞ汝の寿なるが如きを得ん」と無字の公案に参じてみるのも格別なことではないか。

体を使って触れながらつらぬく些細なこと
 人間は、人間であれば人間であるのではない。人間は非人間的にもなり、場合によっては悪魔的にもなる。私たちが見聞きしている恐ろしい,考えられないようなこと(実例はほとんど日々報じられている)も人間が実際にしていることである。人間は人間であることを、人間から・・ということは「本当の人間」から教えられて、学ばなければならない。そのようにしてのみ人間は人間として養われていく。
 「我ならずして、という風穴が開く」。それは「人」や「花」や「言葉」といった何かに触れ
なければ開かないものでる。ところが、「自分が、自分が」と閉じこまっていると「触れる」ことさえできなくなる。
自分中心の意識は人間の本当のあり方ではないとはっきり考えなければならない。しかし、考えたからといって自意識から離れることができるわけではい。やはり、ものに触れたり人に触れ
たりして開かれるのだが、開かれたときに「これが本当だ」と自覚できるのは、自意識から離れるために体に染み込ませた「こうあるべき」が「教え」としてあるからだ。
 最近、面白いことを聞いた。head(頭)、heart(心)、hand(手)の3つの「H」を通さなければならない、というのである。頭も大切,心もなければならないが、頭と心だけでは自意識の綱はなかなか破れない。
 手を使う、つまり体を適して何かに触れることによって、「我ならずして」、自意識からの解放が起こるわけである。日ごろ使っているお皿をきれいに洗って拭く、それだけでも本当に生きる道があるということである。だから、体を使わなくなっている現代は、なかなか自意識から解放されにくいのかもしれない。
 幸田 文さんが『台所のおと みそっかす』(岩波少年文庫)の中に「些細なつらぬき」という短文を書いている。大変感銘を受け、「教え」を受けた。
 「身辺の、ほんのちょっとしたことでいいんです。・・それを一生かけて守り続ける気になっていただきたいんです」といっている。
 では、幸田さんは何を貫いたか。「それはふきんをきたなくしておかないことです。・・これ一つを心掛けたおかげで、どんなに自分自身を理解したか」そして、こうも言っている。
「目を回した時には、ふっとこの白をたよりに、方向をとりもどします」
幸田さんは,雑巾を白くしておくことを一生貫いて,それで「自分」になったわけだ。「自分」とはそうやって養われて成立するものなのだろう。
「自分とは何か」と考えてみたり、「自分探し」をやってみて分かるものではない。
 幸田さんのように、些細なことのつらぬきに生きることの充実が生まれてくるのである。
彼女は基本となる「自分」という存在の確かさが、布巾を白くすることを一生続けていくことにあったわけだ。
一生貫いていく『些細なこと』を日々の行動のなかで見いだしていかないと「自分」という存在価値はないといえるであろう。

★ 2006年は,二極化の年
 2006年は、21世紀に入り、最初の二極化が明確化される。「成功と失敗」「創造と破壊」「本物と偽物」「善と悪」「平和と戦争」など、2つの相対の年。基礎的な価値観が大きく二分化、その中での細分化する流れの中で、自分自身の価値観が問われる年。そして、「やったことがもどってくる」因果応報の年でもある。戦後60年が過ぎ、GHQの呪縛(日本本来の精神性が骨抜きとなり、アメリカの物質至上主義導入)が終わりを告げる最終章。本気で選択自由な心の解放へ。それは、日本人として、それぞれの「愛国心」を抱き始める年でもある。
 あらゆる意味で、絶対が失われ、不安が渦巻く、だからこそ潔く、自由と感じられるのかが、鍵。
 自分の心に抱く「自由」への価値基準・・、何が成功で、何がそうでないのか。何が本物で、何が偽者なのか。を、自分自身の心に問う年。自問自答にての、揺るぎない行動を。
 そして、その姿勢が、問われる年。

2006年どんな年になるのか。日本と社会を読み解くキーワード
「清算」

偉人の人生や自分の人生、家族の人生を振り返って、これからを構築する。
 日本の歴史・政治、世界の歴史、政治を振り返って、これからの日本の方向性を考えるなど。
「入れ替え」「改革」「小が大を駆逐する」
これまで当然だったもの、当たりまえだった慣習やルールが、天地が覆るくらいの勢いで大きく変わる。
政権、税制から、社会のルールや仕組み、道徳や常識。日本の仕組みそのものの変化。
新しいルールや現実に即した対応・方針の切り替えをせまられる。
新旧交代劇。一流企業として名をはせてきた会社の落ち込み。
代わって新しい企業の急速な巨大化(シェアや実権)。お金・土地・株の価値の変化。
「大衆・世論・人気が世の中を変える」
支持されないものは消える。
支持されたものは栄える。
世論の動きが世の中を変えてゆく。
「老人力」「智恵力」「歴史力」
隠された日本の資産として,活用しようとする意識が芽生える。
「孤独」「個人の力」
年齢に関わらず,孤独と向き合う人が増える。
ひとりの作業・食事・生活を支援する体制やビジネス。
また、一個人の力でも、世論を仕掛けたり、ブームを起こしたり、現実世界を動かすような大きなことができるようになる。
「魂」「実力」「経験」
実年齢に関係なく,力のある人への評価.関心.人気が高まる。
「不変の美」
若々しさ・健康への憧れ⇒心と体の両面から迫る。
不老不死の研究が進む。
ロボット開発⇒機能ばかりではなく、美しいロボット・コミュニケーションできるロボットなど、これまでより、付加価値が高いロボットの研究開発、商品化。
また、ロボットとの共存社会、宇宙での生活・旅行へのロマンがふくらむ。
「伝統・文化」「感動する芸術」「真実の歴史」
本物が身近になる。触れる機会が増える。むずかしいことをやさしく解説してくれる人が現れるなど,今まで以上に強い注目を集める。
「お酒」「癒し」「浄化」「開運」
お酒をサプリや美容に活かすブーム。
癒し,浄化・開運が,これまで以上に浸透する。ただし,それに伴う悪徳も増加。

★ 今年のキーワードは「総裁選」「個人投資家」…
 新聞68紙、雑誌約150誌の記事データベース「ELNET(イーエルネット)」を運営するエレクトロニック・ライブラリー(本社・東京)は1昨年12月19日、昨年1月〜11月の記事で使われた言葉の登場頻度や増加傾向などから予測した「2006年の注目キーワード」を発表した。
 上位10語(順不同)には、政治分野から「総裁選」「皇室典範」「普天間飛行場」の3つが、経済・産業の分野から「個人投資家」「(携帯電話の)番号ポータビリティー(持ち運び)」「動画配信」「消費税率」「量的緩和」の5つが入った。また、社会分野から「耐震(偽装)」「宮里 藍」の2つが選ばれた。

No.281(17.10.14)

お歳暮説明会

13日14時から長野市のサンパルテ山王において長野県販売店さま対象のお歳暮説明会
があり,29社37名の方が参加されました。シャディの新社長のことは14日に常任幹事
や一部サラダ館のみなさんに新社長から発表があるため,お歳暮の話に終始しました。
今年のお歳暮企画についての説明が古賀支店長を中心に行われました。

シャディのお歳暮ではここ数年・・・客単価は12千円程度で微減 個数は3〜4個とアッ
プしている。客数はお店によって異なる。ただ全体にお歳暮は伸びている。
とくにサラダ゙館さまに関しては,大半のお店が「客数アップが急務」であるので主に
次のことを徹底する。
1.商品キャンペーンで安く上手に仕入れる。
2.お歳暮DG版を商圏内にきちんと2500部・ローラーする。
3.早期予約チラシ(小判)を日により地区を変えて2〜3地区に分けて)2回は折
り込む(5000部を全部一度にまかない)
4.早期予約注文会を開催する。イベント(グルメなど)や抽選会を併用する。
5.今年はお持ち帰り300円引きを活用して,利益率を確保するため極力「お持ち帰り」い
ただく。(百貨店やスーパーコンビニとの差別化)
6.ご来店粗品を上手に勧めて経費削減をめざす。などを必ず実行する。
上記に関して,「スケジュール」をはやめに立てるとともに「カタログやチラシ」の部
数なども計画を立てておきましょう。
従来こうしたことがきちんと行われていなかったことが,低迷の大きな理由ともいえます。
お歳暮説明会での「商品サンプル」チラシ,カタログ見本などをみての検討をお願いします。
主な説明担当は下記のとおりです。
ガイヤの夜明け(ナショナル販売店の地域密着戦略)のVTR
お歳暮商戦について(パワーポイント)・・古賀支店長
お歳暮企画について・・三藤SV イベント提案・・日高SV
商品の説明・・安本SV お歳暮特典・・目黒SV

参加店さま(私の担当のサラダ館ならびに関係サラダ館)は,次のとおりです。(順不同)
三岡店,菅野店,軽井沢店,神科店,坂城店,戸倉店,松代店(2,),杭瀬下店(2),信州新町店
筑北店,篠ノ井店,須坂南店,丸子店,岩下店,佐久インター店(2),桐林店,さま
なお,今回は名古屋支店の神谷ODも参加されました。


No.280(17.8.26)

2005年秋冬内見会開催
8月23日〜25日までリーガロイヤルホテル大阪(説明会会場),天満橋のOMMビル(内見会会場)において,トータルで全国から約1000名のみなさんが参加されました。
説明会では,秋の戦略と企画内容の説明,新商品の説明(新カタログギフトなど),80周年(来年)記念キャンペーンの説明などが行われました。(詳細は下記のとおり)
★大平社長よりの説明に先立って「ナショナルショップの地域密着戦略」のVTRの上映(データをもとにした個客への訪問戦術など)があり,引き続き「ギフトの個店別最適戦略について」テキストに基づいてお話がありました。
売上=商品単価×個数×客数であるが,とくに「客数」が減少している。
消費トレンド(@ 加速する「一人内二極化 A テクノロジー(IT技術)B 共鳴する力 C ユビキタロハス D ご当地創発(地域から生まれる新たな価値) E 備えあればうれしいな」にマッチした「徹底した商品研究」「商品情報の提供」「オリジナル性」「差別化戦略」を追求していく。
お店としても地域密着=固定化が大事 「人+サービス力」=口コミでフアンを増す。お客さまに当店はなにを扱う店か,商品POPはついているか,きっちり告知をする。=魅力的な店舗づくりをすることが大切。
売上拡大のために=ギフト強化(お買い上げ頻度アップと絶対客数アップ)が大切

@大型店舗集客型(80坪以上の店)
A中小店舗・外商併用型 
B地域密着・顧客管理型
C地域密着・顧客管理途上型
 
D卸特化型⇒長野県の場合はBかCに位置する。

Bについては会員と非会員の差別化 Cについては,顧客の絶対数を増やす。
ホームデリバリーについて・・入会金・お届け無料でローカロリーの商品,年配者むけの電子レンジを使ってのおかず類,介護用品を中心に展開する。9月5日から大阪,奈良,兵庫,岡山,鳥取,静岡で実験を始める。
店舗通販事業・・シニア層をターゲットにしたカタログづくり,良品生活冬号は小型家具についての組み立て・設置をお店で行う。

★選べるカタログギフト(SEPRI)について(井原部長より)・・贈り主が先様の趣向に合わせて「7つ・・フラワー&ホビー,インテリア,ヘルシィ&ビューティ,銘湯,レストラン,グルメ,お酒」のジャンルから「3つ(3000円〜50000円)」選んで贈る。「先様」が「1つ」チョイスしてハガキを発送する。

★返礼ギフトのさらなる強化にむけて(林本部長より)「行く行く戦略」と「来店促進戦略」⇒事例「商品を箱からだした陳列や雑貨商品の展示」「ラッピンク希望のお客の増加」への  対応など

★リピート顧客はグルメから(グルメ倶楽部田中社長より)・・楽々グルメコーナーづくり,試食会の開催など⇒長野の特産もいろいろとでています。

新商品の紹介(各担当より)
★シャディ秋の販促戦略「お客さまに満足」田多部長より)・・商圏全戸ローラー(秋ギフトDG版,良品品生活秋号DG版,お取り寄せグルメパンフのいずれか)
特別挨拶状(秋の感謝セール案内状,ポイントを有効活用した来店促進挨拶状のいずれか)
中判チラシ3種か小判チラシ6種(敬老の日,七五三,出産,快気,弔事,AYL)
お中元買い上げ客への「お礼ハガキ」会員だけへの特典をつけてのギフトライフのお届け,秋の来店促進企画(ラッキーペンシルくじ)など

★★ 要するに顧客の絶対数を増やす・・そのために全戸ローラーや小判チラシの配布,楽しい店づくりのための試食会やラッキーくじ,店舗のリニューアル,商品のはだか陳列など・・お客さまからいつきても楽しい,どこか変わっている,新しい商品が展示してあるなどの努力のあとがみえるようにすることが大切です。

★内見会では,リアル店舗コーナー,「インテリア・雑貨」コーナー,新カタログギフトコーナー,コンパクト食品展示キットコーナー,「秋のスイーツ試食会」コーナー,防災グッズコーナー,SP成功事例コーナーなどが展示されました。(写真参照のこと)

★長野県(関係店のみ・敬称略)からは23日・・(常任幹事)長野ビーエム(須坂南店)
23日〜24日・・丸子店,岩下店,桐林店,市田駅前店,阿南店,
24日〜25日・・神科店,信州新町店(欠席),菅野店(欠席)と私(青木)が参加されました。


No.279(17.5.13)

お中元研修会開催

従来はブロック毎に行われていたが,今回からは地区毎に開催されることになり,5月12日13時30分から16時まで長野市のサンパルテ山王において開催され,長野県下のサラダ館さまとA店さま30店・約40名が参加された。主な内容は下記のとおり。(司会・三藤SV)
古賀支店長より開会の挨拶,返礼市場は非常に厳しくなっている。シャディは来年の80周年を目前に1月にわたり「シャディ塾」を全社員対象に開催した。そこでえられた結論は「店舗通販とホームデリバリー」であった。販売店はシャディィから買うだけという一方通行の関係から,シャディのプラットホームを活用した「売る」という販路拡大を可能にするプラットホーム事業のインフラの構築」を2年以内に行う。また,お返しギフトにも全力を注ぐということの説明。
さらに昨年のお中元の結果の紹介と今年はとくに40歳以降のお客さまの徹底フォローが必要であるとのこと。
また,今年のお中元について企画書に沿っての説明があった。

お中元の10大支援策
中元カタログを特別価格で提供
酒パンフレット,夏ギフトパンフレット新登場
中元全商品キャンペーン特価で大幅利益率UP(企画書11ページ゙参照)
利益率大幅UP商品新登場(11ページ参照)
お中元宅配を最後の最後まで受付 綜合カタログ,チラシ商品は8/20まで ファイナルチラシ掲載商品は8/31まで受付
宅配価格250円を継続
お中元客数アップ作戦(8ページ参照)
早期予約特典をアピール
シャディ&全農共同企画第2弾(10ページ参照)
新登場「産地直送POP」(15ページ参照)

今年のお中元のお薦め商品(DG版カタログより・・安本SV)
P9.1009−30 P11.1011−18 P11.1011−34 
P12.1012−14 P12.1012−81 P13.1013−100
P15.1015−21 P16.1016−87 P16.1016−95
P18.1018−12 P18.1018−71 P19.1019−43
P19.1019−87 P20.1020−92 P20.1020−114
P23.1023−24 P27.1027−98 P27.1027−46
P27.1027−98 P29.1029−30 P31.1031−78
新商品(DG版カタログより)
P9.1009−13 その他各ページの上段・右または左(一番うえの欄で拡大写真のある商品)P9.以降P32.まで各1点
SVからのお薦め品2点
P42.1042−53 1042−29

eスキャナーモニター店の募集(日高SV)
募集期間・・5/12〜5/20 パソコンをお持ちのお客様に「実験用のグルメカタログとペン」を貸し出す。ご希望のお店は各SVまで(貸し出しは無料です)

仏壇・仏具カタログについて(目黒SV)
新しいカタログであり,これからの新盆などには効果的な販促となる。
パンフレットの説明資料「こころ遥」の7ページ以降の「仏壇,念珠,位牌のQ&A」は参考になることがいろいろと書いてあります。
最後に,キャンペーンの参加特典(5/9〜5/25)・・お中元企画書の裏面の説明と閉会の挨拶(古賀支店長)
チラシ表面・・上から順に 1%, 2%,5%,5%,5%,6%,3%引きです。
キャンペーン注文100万円以上300万円未満→2回分割 300万円以上→3回分割(通常の支払い条件が現金のお店に限る)
昨年のお中元キャペーン並の商品の発注,カタログやチラシの採用などにより,また,自店の特徴にあったお中元戦略・・と顧客密着の実践を期待します。(写真はデジカメを忘れたのでうまく写っていませんがご了承ください。)
なお,本日の参加店で私の担当または関係のあるお店は下記のとおりです。(順不同,敬称略)
菅野店,戸倉店,筑北店,桐林店,佐久インター店,杭瀬下店,丸子店,松代店(2)(須坂南店(2)坂城店,神科店,小布施店,篠ノ井店,三岡店(FC青木)



No.278(17.1.21)

第39回全国ブロック大会開催

1月12日から21日まで全国各地でブロック大会が開催されました。18日と19日に参加しましたので,概要をお知らせします。
今回は展示会が東京会場のみでしたので17日のホテルグランパシフィックメリディアン(台場)には全国から1200名のお店の方々が集まられたとのことです。
18日は東京ビッグサイトにて展示会が行われましたが,広い会場一杯に商品群毎のコーナーが設けられ,それぞれ新商品の紹介などで賑わいました。(写真参考のこと)とくに枕のコーナーでは測定器による簡易診断などもあり,「睡眠の質」を向上させる「快眠ビジネス」の中での「枕」へのこだわりが大きなビジネスチャンスになることを伺わせました。

午後からはバスにて銀座7丁目にこのたびオープンしたシャディの直営店「Della&James銀座」を視察しました。各階ともそれぞれ専門品が主張をもって並べられていました。(テキスト10ページ〜15ページならびに写真参照)正式オープンは19日。できれば県庁所在地ぐらいには小さくとも専門店が直営かもしくはFCにて展開されるといままでとは違ったイメージアップが図られると思われます。

19日はホテルグランコート名古屋(金山)で約100社,160名のお店が参加されてのブロック大会が開催されました。
冒頭,大平社長よりお店の売上を増やすことができなかったこと,会社とお店との人間関係が薄れていることのお詫びとその反省のうえに立って,信頼関係を再構築し,共存共栄を図っていく。
そのために「信頼の絆」を大切にしたいとあいさつがありました。
ついでお店を代表して,(株)コスモの堀部支社長さまから人を大切にしているか,社員のやる気をどうださせるか,シャディはお店の声をきちんときいているか,魂をもってお客に接してほしいとの諫言のあいさつと千 昌夫ショーの意義についての説明がありました。
ついで会議の次第により進行されました。(詳細はテキストのとおりです)
社長からは3〜9ページの内容についてシャディとしてどう対応していくかについての説明がありました。
今回は各地とも取り入れられたようですが,田多部長の進行により「元気のあるお店」数店によるパネルディスカッション「これからのギフトはどこへ進むのか」が行われました。パネリストには,(株)コスモ・サラダ館一宮店の後藤販売統括本部長,橋本商事(有)の橋本副店長,サラダ館白土店の立元店長,サラダ白川店の浅井店長,サラダ館荒尾店の深谷社長,以上5名の方が選ばれました。(後藤氏,深谷氏以外は女性) それぞれお店の現状,どういう点でお店の特長をだしているか。
今後どのようにしていきたいかといったことを実例をあげて発表されました。どのお店にも共通しているのは,客単価が減少している中で, イベントの開催,ラッピングサービスの工夫,より明るくお客に対して接客する工夫などいろいろと客数の増加に力をいれておられることでした。
なお,サラダ館の昨年1月から12月までの全国平均のデータはつぎのとおりですので,自店のデータと比べてみましょう。
売上構成比・・内祝返礼・40.56%,仏事返礼・21.02%,中元・歳暮・27.45%,その他・10.9% 仏事と中元・歳暮は利益率が低いですから,いかに内祝いとその他を伸ばしていくかで利益率のアップを図るようにしましょう。
なお,用途別の構成比の全国平均は,忌明け・法要・15.15%,中元・13.86%,歳暮・13.5%,快気・10.42%,出産内祝・9.50%とのことです。
経費ばかり掛かる。売れない。赤字だ。となげく前にもう一度,なにが,どこがいけなかったのかをいろんな角度から分析して,どうすれば客数を増やすことができるか,考え実践していきましょう。そしてよくやられているお店に積極的にでかけていって見習うようにしたいですね。
次にテキスト18ページ以降の中国でのバラと陶器の生産の状況についての説明がありました。
バラは長さ60センチのものが最高だそうですが,こうしたものが3日ほどで直送になるとのこと。2月からスタートするとのことです。仏事のお返しなどの用途も開発していきたいですね。
また陶器ではテキスト24ページの上と下の商品が人気があるようです。陶器は5月から本格稼働。
今回はまだまだ盛り沢山で,「AYLの革新的強化」P25〜,P33〜の「Eスキャナーで観る,聞くカタログ」「携帯メールでセールスコストの削減と新会員の開拓」P36〜などの説明がありました。
最後に春のカタログやチラシについての説明がありました。私は電車の時間の都合があり,懇親会は欠席しましたが,これからの方向性がみえてきた感がします。
北支店関係の人事異動では,谷内支店長が本部へ移動され,後任には仙台支店長の古賀支店長が着任,また福岡南支店長として栄転される安永SVの後任に東京第1支店長の安本さんが(以前長野県担当でした)担当として赴任されます。前任者の方々にはたいへんお世話になりましたし,後任の方々にはぜひ新しい気持でリードしていってもらいたいと思う次第です。
ブロック大会の参加店はつぎのとおりです。(もれているお店がありましたらご連絡ください)
戸倉店(2),杭瀬下店(2),須坂南店(2),篠ノ井店,丸子店,岩下店,市田駅前店(以上,東京会場),
菅野店,名古屋会場)(敬称略)