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| 3・【欧米では、自然医療はどういう風に行われているの?】 自然療法については、アメリカやカナダ、ヨーロッパが先進国である。私も二年間にわたってカナダに滞在し、臨床研修と研究を行なってきた。 カナダは研究内容が進んでいることはもちろんだが、西洋医学の医師と自然療法の医師が共同で一人のがん患者を治療していくという、統合医療的なスタイルもよく見受けられる。また、自然療法を行なう医師といっても、みな現代医学の基礎知識はしっかりと学んでいることが大前提だ。そうしないと、単なる"おまじない"などとの区別がつかなくなり、やがて収拾がつかなくなってしまう。 日本では一部の人たちの安易な行動によって、本物の自然療法までなんとなくうさんくさく思われてしまうという傾向がなきにしもあらずである。現実、自然療法は日本ではまだまだ正式な治療行為として認められていない場合が多い。保険が適用されないので、医者も患者も経済的な負担が大きい。それにどこかいかがわしいイメージがつきまとっている。何かと批判も多い 私自身も、はじめはそうしたアプローチに対してどちらかというと懐疑的な立場をとっていた。それが、なぜ自然医療を専門的に研究するようになったのか。そのあたりの細かなプロセスは第五章に書いているが、一言でいえば答えは簡単である。ようするにどんなことをしてでもがんを治したいからであり、がん患者とその家族に希望を持ってほしいからだ。そしてまた現実にその方法で劇的な効果があがっていることを、本場カナダで目の当たりにしたからにほかならない。 | |
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