秘密探偵クルクルとは?
アメリカ、ハンナ・バーベラ社制作のテレビアニメーションシリーズ。
原題は、"Secret Squirrel show"。1965年の作品。
リスの秘密探偵クルクル(Secret Squirrel)が助手でモグラのモコモコ(Morocco Mole)と共に
世界の平和を脅かす事件に挑む。
事件解決のために重要なのが、ジェームズ・ボンドもビックリのクルクル道具。
彼のコートや帽子の中には最先端の技術を駆使した(?)あり得ないご都合小道具が
多数隠されていて、それを使って証拠を集め、事件を解決するのだ。
1965年の作品だけあって、科学開発と未知の世界への冒険に憧れる
時代を反映した作りになっている。
クルクルの声(吹き替え)は石川進。モコモコは八代駿。
オリジナルの声優はメル・ブランクと、ポール・フリース。
私が出会ったのはこの、秘密探偵クルクルのリメイク作品、「超秘密探偵クルクル」
("Super Secret Secret Squirrel")。制作は1993年〜94年。
カートゥーンネットワーク(日本)で2000年頃に
トゥー ストゥーピッド ドッグス(2 Stupid Dogs)という番組に挟まって放送されていた。
フラットな絵柄とテンポ良く繰り広げられるオバカな展開は、
これから来る新しいカートゥーンの形を感じさせる新鮮なスタイルだった。
それもそのはず、トゥー ストゥーピッド ドッグスと超秘密探偵クルクルは、
カートゥーンネットワーク黄金期に活躍したクリエーター、
クレイグ・マクラッケンやゲンディ・タルタコフスキー、デビッド・フィースや
ロブ・レンゼッティ、ポール・ルーディッシュなどが集結した、彼らの初期作品なのだ。
ハンナ・バーベラクラシックを、新しいスタッフでよりクールな形で復活させるというのが
本作の試みで、それは見事に成功を収めて次の作品へのステップとなっている。
「超クルクル」は前作に比べればテクノロジーは随分発展し、
奇想天外なメカやアイディアが成り立たないのではと思われるところだが、
登場人物を全て動物にし、しかもそれが見事に世界各国の人間模様を風刺したものと
なっていて、適度なリアリティーとあり得ない展開とが絶妙なバランスで織り交ぜられた
笑えるコメディ作品となっている。
声優はクルクル:多田野曜平、モコモコ:桜井敏治。
原語版はジェス・ハーネルとジム・カミングス。

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