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賛成? or 反対?

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あとがき
さて、毛皮に反対か賛成か、という議論をインターネット上で見かけることがあります。

私としては、毛皮反対or賛成、というくくりでまとめることなんてできないし、意味ないと思うんですがね…。

そもそも毛皮反対の人というのは、どういう人でしょうか。毛皮を買わない人?不買運動をする人?動物愛護の人?それではこのサイトは毛皮反対のサイトでしょうか?
もしかしたら、毛皮を着る人に食ってかかる人が、毛皮反対の人かも。
逆に、毛皮賛成というのもどういう人なのかよくわかりません。毛皮生産や販売の人は賛成派なのでしょうか。わかっていて愛用する人、必要があって使う人、特に何も考えないで使う人。もしかしたら、毛皮反対の人に食ってかかる人かもしれません。

なぜ、反対or賛成というくくりにすることが意味ないと思うかというと、そのことによって動物が救われたりすることはないと思うからです。
それどころか、自分の意見を強く言って、他人を傷つけてしまうことだってあります。
お互いの人格を否定しあうような不毛な争いは、他人が見ても気持ちいいものではありません。

とはいえ、私も意見が違う人とどう共存するか相当悩みました。
また、動物たちのことを思うと何かせずにはいられないのに、何もできない自分に苛立ちを感じ、家族や友人に当たってしまったこともあります。

この問題をどう受けとめたらいいか、わからなかったのです。
気持ちの整理を付けるために、他人の意見を聞きたくて、私は本を読みました。
もし、同じように悩んでいる人がいたら、読んでみてはいかがでしょうか。

以下に、私が読んで、良いと感じた物を紹介します。
「毛皮」について直接言及されているものはほとんどありませんが、私たちの社会と動物との関わりについて考えるのに必要な知識を与えてくれました。

死の壁 
養老孟司氏のベストセラー、バカの壁の続編です。毛皮は死体ですので、死体のことは養老さんに聞きましょう。って変なキャッチフレーズですね。(笑)でも自分の迷いに一番的を射た答えが書かれていました。
…とか書くと毛皮についての本みたいに思われてしまいそうですね。別にそういうわけではないです。毛皮のことなんて全然書かれていません。普通に「死」ということについて養老さんの考え方が書かれた本です。

隠された風景 死の現場を歩く
ペットの処分場、屠場、自殺、と現代社会の中での「死の現場」を取材した本。

動物の権利
「動物の権利」というのは単に「かわいそう」ということではなくて、欧米では学問として研究されています。そんな学問の、入門書。

動物園にできること
緑のマンハッタン
この2冊は姉妹編で、アメリカの動物保護、環境保護の現場と思想を取材した本。どうして欧米人てあんな行動で動物愛護のアピールするのかな〜?って疑問にヒントになるかも。

動物に愛はあるか(1)
動物に愛はあるか(2)
他者を思いやる気持ちは、人間だけが持っているわけではないようです。

ヒトと動物 野生動物・家畜・ペットを考える
動物福祉に興味を持ったなら。

アニマルウェルフェア 動物の幸せについての科学と倫理
同じく動物福祉を考えるための本。


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