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男は現金が詰め込まれたザックを抱え、大通りの人混みをかき分け走る。
この男が先程銀行を襲ったなどとは想像もしていない人たちの流れは、男の必死の形相にも無関心にすれ違ってゆく。
その時、男の視界の真ん中に、街中で異様に目立つファッションが現れた。
レザーのパンタロンにジャケット、そして頭に被ったテンガロン・ハットまでが黒一色。そして首に巻いたスカーフと手に抱いたアコースティック・ギターが
白く陽光を反射している。
銀行を襲った男は、そのテンガロン・ハットの男の側をすり抜けた。
すれ違いざまに、そのテンガロン・ハットのつばの下に見える唇が、薄くすっと筋を引いて笑ったように見えた。
次の瞬間、男は突然頭を押さえつけられたような衝撃を受け、歩道のコンクリート・タイルの上に転倒する。
突然の事に訳が分からず、その衝撃の元を探す視界いっぱいに、逆光となったテンガロン・ハットの男のシルエットが覆い被さって来た。
ひゅ〜っと口笛が流れる。
テンガロン・ハットの男は、その手袋をはめた人差し指を立て軽く左右に振る。
「おっと、待ちな。おれの目は誤魔化せないぜ。」
男は人差し指でテンガロン・ハットのつばをついと押し上げ、つばの下から覗いた秀麗なマスクでにやりと笑った。*
(*注釈:誰が何と言おうと、ご都合主義と言われよう
と、アナクロだと言われようと、こういう登場の仕方をするヤツは筆者は大好きです)
無駄に金をかけただけで機能上全くメリットの無い、ローン組んで買ったエアロだの、バカみたいにインチアップした派手なホイールだの、近所迷惑なだけの
騒音をまき散らす安物マフラー等を組んだ、車検はどうせ通らないから借金が終わるまで乗ろうみたいな違法改造&音ばかりで大してスピードも出ないし、飛ば
せるのは直線だけの腕もIQも足りないけど目立つ事に命を賭けるぞ的な暴走車両が*、車道をもてもてと横切る仔犬に迫る。
(*注釈:すまん、率直な偏見を書き過ぎた。若者達よ、
法に触れない程度に青春を楽しんでくれ。ただし、いい年こいてやってると只のアホだぞ)
ドライバーは前方の道路に仔犬の存在を認めるが、急ブレーキも間に合わないと見るや、逆に更にアクセルを踏み込む。
がくんと車体に衝撃が走った。
改造車を運転していた若いドライバーは、今自分の手で奪い去ってしまった仔犬の命よりも、自慢のエアロパーツに損傷はないかとそれだけの心配が頭の中を
駆け巡っている。
ところが、車体への衝撃はそれだけでは収まらなかった。
ドライバーはシートごと、ふわりと宙に浮いたような感覚に捕らわれる。
改造車の右半分が持ち上がり、一時的に映画のスタントのような片輪走行状態になる。
走行しながら車体は更に持ち上がり、車体左側がアスファルトに接地して火花を散らし、破損したドアミラーやウインカーの破片が周囲に飛び散る。
更に持ち上がった車体は完全に反転してしまい、トップをアスファルトに削られながら、オイルパンやシャフトやサスペンションが配置された無惨な腹部をさ
らし、最終的に高架橋の橋桁に突き刺さり停まった。
「うわぁぁぁん!パトラッシュぅ!」
泣きべそをかいて車道に飛び出した優太の後を、みずほは追う。
道路上は今の横転事故のせいで、一時的な通行止め状態になっている。
その時、反対車線の車道をもこもこと疾走する、仔犬の茶色い尻が見えた。
「あっ!パトラッシュだ!待ってよっ!」
今大事故を起こした張本人の仔犬は、まったく気にした風もなく反対側の歩道に向けて一目散に駆けていた。
「パトラッシュ!待ちなさい!」
みずほの声も仔犬の耳には届かない。
「パトラッシュ、ケガしてないの?ぼく、くるまにひかれたと思った。」
隣に並んだみずほに優太が聞く。
「あの車がパトラッシュに轢かれたのよ*。どうしたん
だろ?パトラッシュ…」
みずほは歩道のガードレールをひらりと飛び越え、遅れて来た優太を抱えて歩道に立たせてやる。
(*注釈:このパトラッシュと名付けられた仔犬の正体
は、惑星決戦兵器として作られたケルベロス・デルタという宇宙怪獣の幼生体だ。成獣ならば、重武装の宇宙戦艦隊と対等以上に渡り合える程の高い戦闘能力を
持つ。だから、この仔犬はまだ赤ちゃんであるとはいえそのポテンシャルは計り知れない訳であり、重量2トン弱程度の乗用車ではこの仔犬にかすり傷すら与え
る事も不可能である)
銀行を襲った男は仰向けに尻餅をつき、両肘で上体を支えた格好で、側に立ちはだかるテンガロン・ハットの男を睨みつける。
テンガロン・ハットの男はその長い足を伸ばし、倒れている銀行強盗の背中に伸びる影の頭部をウエスタン・ブーツの踵で踏みつけていた。
「この前は暗闇だったので、貴様を取り逃がしたがな。今日はお天道様が真上だぜ。観念して正体を見せろよ、影法師。いやさ、時空犯罪組織ブラック・ナイ
ト。」
テンガロン・ハットの男は、影を踏みつけたブーツの踵をぐりぐりとグラインドさせる。
「ぎゃああああっ!」
苦悶する銀行強盗の男の叫び声に、別の絶叫が被って聞こえた。
その時、銀行強盗の男が動かしていない筈の右手の影がしゅっと弧を描き歩道を薙いだ。
テンガロン・ハットの男は優雅な身振りのジャンプでそれをかわし、3メートル後方に格好を付けて着地する。
銀行強盗の男が立ち上がった。右手に強盗に使用したエアガンを握っている。銃口は真っ直ぐにテンガロン・ハットの男を狙っていた。
「きさま、なぜ俺の正体を知っている?… !お前は、宇宙刑事アラン!」
「ほう、君のようなザコ敵までもがおれの名を知っているとは光栄だね。」
着地した姿勢からゆっくりと立ち上がったテンガロン・ハットの男は、口元に余裕の笑みを浮かべて答えた。
「なんだとぉ…」
「だがな、情報が古い。おれは何をやっても宇宙一、さすらいの私立探偵、早川健だ。*」
(*注釈:この際、そんな自称の肩書きの話はどうでも良
いと思う)
歩道を走って来た仔犬がぱたと足を止め、ぐるるるるると威嚇の唸り声を喉から発した。
「えっ?なにこれ、みずほおねーちゃん?アトラクションでもしてるの?」
仔犬に追いついた優太は、大通りの歩道に出来た人だかりの輪に潜り込み、隣に並んだみずほの顔を見上げる。
みずほは優太の質問に答えず、今エアガンの銃口を向けられているテンガロン・ハットの男の姿にはっと息を飲む。
その可憐な顔にぴくぴくと痙攣が走る。両手の握り拳にぐぐっと力が入る。
「お父様っ!」
「あっ!みずほおねーちゃん!あぶないよぉ!」
叫んだみずほは優太の制止も聞かず、テンガロン・ハットの男の側に駆け寄る。
「んもう!何してるんですか?こんな所でっ!」
テンガロン・ハットの男はちらりとみずほを一瞥し、その甘いマスクの口元に笑みを浮かべる。
「人違いだ。他人のそら似だろう?おっと!」
テンガロン・ハットの男はみずほの肩を抱いて横に飛ぶ。
その後に一発の銃声が響き渡った。時空犯罪組織の宇宙生物の妖術によって強化されたエアガンのBB弾は、歩道のコンクリートを削った後に砕け散り、その
与えられたエネルギーを消滅させた。
肩を抱かれたみずほはその広い胸の中で、男の右手の先からムチが伸びるのをスローモーションの夢のような感覚で眺めていた。
子供の頃に抱かれた時の、あの懐かしい父の匂いがした。
無意識に男のジャケットをぐっと握りしめる。
「エミー、気を付けろ。ヤツの両腕は次元空間断層ブレードだ。どんな物でも切り裂き、どこまでも届く。」
みずほは男とタイミングを合わせて着地する。
「弱点は?」
テンガロンハットの男は、銀行強盗犯の右手のエアガンをはね飛ばしたムチを引き寄せ空中でぱしっと器用に受け止め、みずほに答える。
「太陽光線の下では長時間活動できない。だからヤツは影に憑依する。」
みずほを庇うようにして向けた背中は広かった。その背中に背負われた白いアコースティック・ギターは、父と今は亡き母との懐かしい思い出の品だという事
もみずほは知っている。
「許せ!」
テンガロン・ハットの男のムチが宙を切った。銀行強盗の男の胸にムチの先端が直撃し、ムチから流れた高圧電流を受けて一瞬で気を失う。
路上に倒れた男の背中から、黒い影がずるずると這い出して来る。
これこそが、テンガロン・ハットの男が追い詰めていた敵の正体だった。
当然、周囲を取り巻く野次馬や優太の目にはこの動く影は見えない。地球人ではないみずほと、テンガロン・ハットの男にだけ見えるのだ。
その影はゆらめきながら立ち上がった。それはビル街に突然現れた、人型をした暗黒そのものだった。そいつの両腕の部分がずるずると伸びて地にのたくって
いる。
「ふふ… 宇宙刑事アラン、俺とやり合う気ならそれでいいぜ。だけどな、俺がその気を出せば、この惑星の生物どもの首をまとめてはね飛ばす事だって出来
る事を忘れるなよ。」
立ち上がった影の右腕がゆらりと動いた。次の瞬間、しゅっと細長く黒い影が飛び、みずほとテンガロン・ハットの男が飛び退いた後の歩道のコンクリートブ
ロックがぱっくりと割れた。
周囲は野次馬の人だかり。騒ぎを聞きつけ、更に人だかりの輪が大きくなっていた。
みずほは腰のケースに収められたサンダー・スティックに手をかけるが、ケースから抜くのをためらう。大勢の人目もあるが、今対峙している敵の武器は、無
限長のリーチを持つ何でも切り裂く凶器。それは、この周囲の人々が人質に捕らえられているに等しい状況だったのだ。
「お父様、どうするの?」
「くっ!万事休すか…」
テンガロン・ハットの男はその秀麗な顔を歪め、悔しそうにぎりりと歯噛みをする。
「ははは!何もできないか?そうだろうな、どーだ憎いか、悔しいか?悔しかったら、三べん回ってわんと行ってみろ、ええ宇宙刑事アランさんよぉ…… う
ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
この場面の中にもう一人、この悪辣な地球外生物の存在を感知できる者がいた。しかもそいつは本能的に、この影に憑依する生物の正体を見抜き、その発する
悪意を敵と認識している。
この影に憑依する地球外生物にとって、こいつの存在は不幸以外の何者でもなかった。
「あっ!パトラッシュ!」
みずほは仔犬の名を叫ぶ。
黒い影の右足、人間で言えば臑のあたりに、茶色い仔犬が噛み付いている。はむっと牙を立てたそこから、漆黒の影を纏った地球外生物の神経系統に物理的な
痛みが走る。
先程までみずほ達に勝利を宣告していた影は、仔犬の急襲に驚き動揺し、噛み付いている仔犬を振り放そうとして無様に踊り狂っている。
牙と前足の爪を立てた仔犬は影から放れない。影の動きに追従して、ぶんぶんとその小さな体が振られる。
「でかしたぞ、チビ助!」
テンガロン・ハットの男は言うが早いか、手に握ったムチを空中に踊らせる。
影の首に巻き付いたムチに高圧電流が流れるのと、影から離れた仔犬がたんっと着地するのが同時だった。
「ぎゃぁぁぁぁっ!」
影はもがきながら徐々にその体の漆黒の闇が薄れ、ついにはその姿が消えてしまった。
「クソ、覚えてやがれ… 宇宙刑事アラン…」
地球外生物の負け惜しみが、どこからともなく響く。
「悪いがな、てめえら悪党の事をいちいち覚えちゃいられねえんだ。あばよ。」
テンガロン・ハットの男は帽子のつばをついと引き下ろし、捨て台詞を吐く。
男はみずほに向き直り、テンガロン・ハットのつばの下に覗く唇でにっこりと笑った。
「お父様…」
久々に触れた父のぬくもりに、みずほは忘れかけていた子供の頃の遠い記憶が甦る。
懐かしさに、ふと目頭が熱くなった。
「だから他人のそら似の人違いだ。おれは私立探偵、早川健。じゃぁな、エミー…」
男は寂しそうに呟き、くるりと踵を返す。
立ち去り際に男の左手がしゅっと閃き、手首のスナップを効かせて飛んだカードが、倒れている銀行強盗の男の服の襟に刺さった。
みずほはその場で立ちつくし、立ち去る男の後ろ姿を目で追う。その背中が人混みの中に消えるまで見守っていた。
銀行強盗の男の襟に刺さったカードを、そっと取り上げる。
“この者、銀行強盗未遂犯”
カードには達筆な文字でこう書かれていた。
みずほは両目一杯に涙を溜めた顔で、ぷっと吹き出した。
「なんで他人のそら似の人違いが、私を本名で呼ぶのよ?…」
みずほは他人を名乗った(つもり)父*の残したカード
を、そっと胸に抱きしめる。
(*注釈:このキャラクターのモデルとして著者が勝手に
使わせて頂いた人が、実は秘密結社デストロンに家族を殺され改造人間として甦ったとか、国際警察特別室の局員であったとか、警視庁レスキューポリスの本部
長を勤めていたとか、秘密戦隊のサブリーダーであったとか、UAOHの参謀長で超力戦隊を指揮していたとか、特捜班Gメンの刑事だったとか、島帰りの怪力
男だった
とか、鉄仮面少女の父親であったとか等々様々な経歴の持ち主であることは公然のトップシークレットである。個人的意見で申し訳ないが、この役者さんのヒー
ローを演じる姿勢と情熱、そのキザな演出と体当たりの演技、撮影スタッフにとって半ば迷惑だったろうと思える程の出しゃばりとその制作にかける意気込み、
そして番組が終わろうともその主役になりきったままの不滅の精神を、近年のヒーロー物を演じる若い俳優さん達に是非見習って貰いたい。何より子供達の夢を
創ることに全てを賭ける役者魂はいまだ現役であり、まさに日本一だと筆者は感じている)
「いったい何があったの、みずほおねーちゃん?あのおじさん、だれなの?」
仔犬を抱いた優太がみずほの側に来て聞く。
「あのおじさんはね、宇宙一の私立探偵なの。今銀行強盗を捕まえたのよ。」
みずほは目に溜まった涙をぬぐいながら立ち上がる。
「どうしておねーちゃん泣いてるの?あ、そだ!おじさんにサインもらわなきゃ!」
男の後を追おうとした優太を、みずほはそっと制止する。
「おじさんはね、悪い奴らを追ってまた遠い所に行ってしまったの。さあ帰ろうか、優くん。」
「うん!」
信用金庫の名札を付けた職員が数人、こちらに向けて駆けて来る。
みずほは片手に仔犬の首輪に繋がったロープを握り、片手に優太の手を握り、大勢の人だかりと道路が封鎖された事故現場を後にする。
遠くからパトカーのサイレンの音が聞こえて来た。
* * * * * *
今日私はお父様にそっくりな人に出会いました。
面白い格好といい、キザな台詞といい、孤独なヒーローを気取る所
といい、何もかもがその人はお父様にそっくりだったんです。
宇宙は広いから、きっとお父様の真似をする人もいるんでしょう
ね。
そういう事にしておきましょう。(笑)
でもエミーにとって、お父様は宇宙一のお父様です。
これだけは誰も真似出来ない、宇宙でたった一人のお父様です。
だから、正義の為だからって言って、あまり暴れ回らないで下さい
ね。
親愛なるお父様へ。
* * * * * *
「え〜〜っ!うっそ!エミーのお父さんが来てたのぉ!それマジ?」
超次元高速機『ギラン・ドゥ』の居住室で、かなえは素っ頓狂な声を上げる。
今までソファの上ですやすやと寝息を立てていた仔犬が、かなえの声に驚いて目を覚まし、きょとんとした顔で周囲を見回している。
「冗談でこんな事言える訳ないでしょ… おかげで大迷惑なのよ。指名手配にもなってるみたいだし…」
みずほは残った缶チューハイの中身を一気に飲み干す。
「どーしてあたしに言ってくれなかったのよっ!ああ… アランお父様。」
みずほはびくりとして引く。かなえは両手を組み、きらきらと瞳を輝かせている。その瞳の中にマゼラン星雲が映り込んでいた。
「ちょ、ちょっとリリー…?」
みずほはかなえの額に手を当てる。熱はない。
「何すんのよ?あたしは気は確かよ!アランお父様、どうしてリリーに一言も告げずに去ってしまわれたのですか?」
「どうも秘密調査だったみたいよ。実の娘を前にして、バレバレの嘘ついてさ。結局最後まで格好つけて、どこか行っちゃうんだもん。」
「きっと単純に照れくさかったんだよ。かわい〜〜! って、そこがまたいいの。逢いたかったなぁ、アランお父様… 優しくて、強くて、クールで、ダン
ディで、ニヒルで、何をやらせても宇宙一で…」
「リリー… やっぱり診てもらいましょう。」
「エミーは運動神経と料理の腕だけはお父さん譲りなのよね。もっと他の遺伝も継承して産まれて来るべきだったのよ。」
「余計なお世話ですっ!」
居住室に据えられた大型モニターは、地上のテレビ放送のバラエティ番組が終わり、CMの後ニュース番組へと切り替わった。
「10時になりました。ニュースをお届けします。高齢者ばかりを狙った悪徳商法で詐欺と恐喝の容疑で指名手配になっていた男が、H市内の派出所の近くで
今日保護されました。全身を粘着テープで縛られているという異様な姿で発見され、駆けつけた警察官に泣いて助けを求めていたとの事でした。現場にはこの男
が詐欺師だという内容のメモが残されており、警察では以前から連続で起きている暴行犯との関連を調べています。今回被害者になったこの男は現在錯乱状態に
あり、警察では男の回復を待って事情聴衆を…」
がたん!と、みずほとかなえが同時にテーブルの上に身を乗り出し、テレビ放送のモニターをかぶりつきそうな勢いで覗き込む。
衝撃でテーブルの上のビールの空き缶が倒れ、からからと音を立てて転がる。
仔犬は一回大きくあくびをすると、アゴを前足に乗せくるんと体を丸め、再びすやすやと寝息を立て始めた。
* * * * * *
私は、お父様の娘に生まれて来て本当に、本当によかった。
See you again …
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