Rally解説 Contents
(2002/08/13更新)
Monte Carlo
Sweden
Tour de Corse
Catalunya
Cyprus
Argentina
Acropolis
Safari
Finland
Deutschland
San Remo
New Zealand (未)
Australia (未)
Great Britain (未)

 Monte Carlo
[ラリー公式HP (歴代優勝者)]

特徴と傾向
 モナコ公国はコートダジュールに面した小国でF1やカジノで知られている。
 ラリーの正式名称は、「Rally Automobile de Monte Carlo」、
1911年からの歴史を持ち、2002年に70回を迎える最も伝統と格式のあるラリーである。
'95まではコンサントラシオンと呼ばれる形式で各都市からモナコに結集し、
コモン、フィナル(コンプリメンタリー)といった形式を取り続けていた。

 年初に行われるモンテカルロでは、天候が大きく成績を左右する。
また、当然場所によってターマックから、アイス、スノーへと変化し
タイヤ選択などの戦略が大きい割合を占める。

過去のモンテカルロ
2001年
 まずグロンホルムがSS1でウォーターポンプを壊しリタイヤ。
同じプジョーのオリオール、パニッツィーもLEG1でリタイヤ。
スバルもバーンズ、マーチン、ソルベルグがLEG1で消え、マクレーとマキネンの争いに。
 LEG3でマクレーはスロットルを壊しタイムロス、マキネンが3連覇を飾る。
Makinen,Saiz(+1'00.8),Delecour(+2'05.3),Schwarz(+2'26.0),Gardemeister(+5'52.1),Loix(+6'25.9)

2000年
 LEG1はマキネンがスタッドを減らす勝負に出、バーンズに12秒差を付けTOP。
3位パニッツィー、4位サインツと続く。
 LEG2早朝、-10℃。バーンズと3台のプジョーのエンジンが掛からずリタイヤ。
この事でサインツが2番手に繰り上がるが、TOPマキネンとの差は1分30秒。
 LEG3、3番手のマクレーはエンジンブロー。マキネンが昨年に続く勝利。
Makinen,Sainz(+1'24.9),Kankknen(+3'21.4),Gardemeister(+3'45.1),Thiry(+4'48.4),Loix(+7'04.1)

1999年
 SS1からコースアウトが多発、サインツはリタイヤ、バーンズは4分のロス。
注目のフォーカスWRCを駆るマクレーもミスファイヤで3分ほどをロス。
スタッドなしのギャンブルに出たマキネンは早くも2位に37秒差を付ける。
 SS3でプライベート・インプレッサWRCを駆るパニッツィがベストタイム、
SS4からSS7までラリーをリードするが、マシン性能で劣りSS8で再びマキネンに。
パニッツィは結局SS11でリタイヤし、2位カンクネン、3位マクレーとなる。
 しかしながらラリー後、マクレーはウォーターポンプ取り付け位置違反で、
失格。3位以下が繰り上がることとなった
Makinen,Kankknen(+1'44.7),Auriol(+3'52.8),Delecour(+4'01.2),Thiry(+4'02.5),Liatti(+6'58.1)

 スウェーデン
[ラリー公式HP] [スウェーデン王国詳細]

特徴と傾向
 基本的にはオールスノーラウンドとなるスウェーデンだが、
'01を除きここ最近は雪が少なく一部グラベルとなっていた。
この場合、グラベルではスタッドが削られる為に強度が重要になるが、
最近ではミシュランはピレリにかなり優位性を保っている。
 一方、新雪なら最初のスタートは雪掻き役となってしまうのが対象的である。
 また、このラリーは2001年に50回を迎えたが、
未だスカンジナビアン以外勝っていない特殊なラリーでもある。

ここ数年の結果
2001年
 久しぶりの大雪でピレリはスタッド問題の危機を脱する。
 新雪により、1番手のマキネンはタイムを思うように伸ばせない。
SS1でTOP3を形成していた3人は、グロンホルムがSS3でオーバーヒート、
バーンズがSS2でHITし13分のロス、マクレーも同様5分のロスとなる。
 ロバンペッラ、サインツ、マキネン、ラドストロームの争いとなるが
ロバンペッラがワークスノミネート外ながらWRC初優勝を飾る
Rovanpera,Radstrom(+27.9),Sainz(+37.0),Gardemeister(+2'05.3),Delecour(+2'25.2),Solberg(+2'48.5)

2000年
 カールスタッドは10度。またしてもピレリタイヤは全滅。
カローラのラドストロームとグロンホルムがTOP争いを演じる。
マキネンはデフトラブルから復帰し追い上げるが届かない。
 LEG3、降雪により雪掻き役となったグロンホルムだが、
30秒近い貯金で逃げ切ってWRC初優勝、プジョーも14年ぶりの優勝。
Gronholm,Makinen(+7.1),C.McRae(+13.7),Radstrom(+14.9),Burns(+35.0),Kankkunen(2'47.6)

1999年
 この年も暖かく雪が少ない。フォードはウォーターポンプ問題を
解決しての出場。LEG1はサインツがTOPを嫌い、マキネンがTOP、
3位にラドストローム。LEG2ではマキネンがスパート。
2位サインツに30秒以上の差を付ける。
オリオールが3位ラドストロームに迫るが届かずフィニッシュ。
三菱はこれで去年から6連勝でランチアの記録に並ぶ。
Makinen,Sainz(+18.1),Radstrom(+37.8),Auriol(+40.3),Burns(+5'49.3),Kankkunen(+5'54.4)

 ツール・ド・コルス
[ラリー公式HP (歴代優勝者はHall of fameに)]

特徴と傾向
 ターマックの国フランス、高低差がありカーブも多く低速ターマックとなるコルシカ島。
一つ間違えれば崖下に転落するカーブが随所にあり、度胸試しのターマックコースと言える。
また天候も変わりやすくタイヤ選択も重要になってくる。

ここ数年の結果
2001年 (画像付解説)
 事実上プジョー、シトロエンの2強の争いと予想された。
ところがSS1の1km地点でCitroenのブガルスキーがサスを壊しリタイヤ。
SS5ではマキネンが大クラッシュしCo-driverが負傷し、そのままSS5はキャンセルに。
LEG1はCitroenピュラスがtop。パニッツィ、オリオール、グロンホルムとPeugeot勢が続く。
LEG2は雨に遭わなかったピュラスとパニッツィの一騎打ちとなる。
ドライタイヤのピュラスは雨の降る最終SS16でも貯金を使い逃げ切りWRC初優勝。
Puras,Panizzi(+17.5),Auriol(+1'11.9),Solberg(+2'53.9),Burns(+4'53.1),Martin(5'21.6)

2000年
 SS2以降、パニッツィーとデルクール二人がTOPタイムを独占する。
初日の夜の雨でセミウェットを選択したデルクールは、パニッツィに離される。
SS8は観客が多くCancel、SS10では4位のマクレーが谷に転落する大クラッシュ。
SS12エンジンストールさせたパニッツィにデルクールが追いついてLEG2が終了。
二人の争いが続いていたが、3位のサインツのトラブルでPeugeotにチームオーダー。
0.9秒差だったデルクールは不満だったが、最終SSでようやく納得し、パニッツィのWRC初優勝に。
Panizzi,Delecour(+30.5),Sainz(+1'12.6),Burns(+1'30.9),Gronholm(+1'57.1),Liatti(+2'53.8)
 
1999年
 プジョーが206WRCで'86の撤退からWRCに本格復帰し話題となる。
LEG1終了時点で、CitroenのXsara KitCar(F2)を駆るブガルスキーが1位、
Peugeotのデルクール、再びCitroenのピュラスと仏メーカーが大暴れする。
SS10でデルクールがデフトラブルで5位に後退、Citroenの1-2体制に。
3位争いはサインツとマクレーが争い、最終SSを残しマクレーが0.4秒差で3位の激戦。
最終SSは'99の試みのTVステージ。エクストラ・ポイントが掛けられる。
シトロエンは遠慮したのか上位に入らず、Auriol,Makinen,Sainzがポイントを得る。
サインツは3位に。シトロエンはF2キットカーの実力を見せつける。
Bugalski,Puras(+34.7),Sainz(+1'09.3),C.McRae(+1'18.1),Auriol(+1'32.6),Makinen(+2'50.4)

 カタルニア
[ラリー公式HP (歴代優勝者)]

特徴と傾向
 WRCがF1より人気のあるスペイン。その南東部カタルニアを舞台にターマックで行われる。
特徴はターマックラリー中、くせがなく最も高速なラリーという事になる。
またショートカットを多用する事から、後半、路面にはグラベルがのってくる事に。

ここ数年の結果
2001年
 シトロエンのクサラWRCがSS1からTOPタイム、鮮烈なデビューを飾る。
LEG1はピュラス、ブガルスキーのシトロエン勢にオリオール、パニッツィのプジョーが続く。
LEG2、シトロエン勢がTOPタイムを独占するかに見えたが、SS11でピュラスが燃料トラブルでリタイヤ。
LEG3、TOPブガルスキーはSS15で調子の悪かったクラッチの修理に手間取り2分のペナルティ、4位に転落。
結果的にオリオール、パニッツィ、マキネン、ブガルスキーと続いた。
しかしブガルスキーはSS16で6m程後方からスタートしたことに2分のペナルティ。結果8位に。
Auriol,Panizzi(+23.2),Makinen(+1'01.4),Loix(+2'16.7),Sainz(+2'35.7),Delecour(+2'43.7)

2000年
   ウェットで始まったLEG1はバーンズが好調な滑り出し。'00版206のデビューはECU不調。
SS5でシュバルツがシュコダ初のTOPタイムを出す。
ドライとなったLEG2ではフォード勢が盛り返し、マクレー、バーンズ、サインツに。
LEG3、マクレーはクラッチ交換で遅刻10秒ペナルティでバーンズがTOPに。
SS14終了時点でマクレーとバーンズは5.9秒差。最終SSはなんと同タイムでマクレー優勝。
C.McRae,Burns(+5.9),Sainz(+11.7),Makinen(+40.2),Gronholm(+1'51.7),Panizzi(+2'10.9)
 
1999年
 SS1は観客収拾つかずキャンセルに。そして迎えたSS2を制したのはF2クサラのピュラスだった。
その後もクサラは快走を続け、LEG1終了時点でブガルスキーと1-2体勢。
LEG2、TOPピュラスはエンジンが掛からずリタイヤ。
ブガルスキーは追いすがるオリオールを退け優勝。
'88コルス(Fordシエラコスワース)以来となる11年振り2WDでのWRC制覇となった。
Bugalski,Auriol(+31.8),Makinen(+2'21.1),Loix(+2'35.4),Burns(+4'01.9),Kankkunen(+4'47.3)

 キプロス
[ラリー公式HP (歴代優勝者)]

特徴と傾向
 2002年に30回目を数えるが、WRCになって、まだ3年目。
これまでと違い4月開催になったため、暑さと乾燥は緩和されるが特徴のラフロードは変わらない。
また、これまでの最低速のラリーもコース変更により、多少は平均的な速度に近づく。

ここ数年の結果(手抜きバージョン)
2001年
C.McRae,Burns,Sainz,Arai,Loix,Hagstrom

2000年
Sainz,C.McRae,Delecour,Burns,Makinen,Martin

 アルゼンチン
[ラリー公式HP]

特徴と傾向
 現在、南米を舞台とした唯一のイベント。 特徴はラフコースで知られるグラベルとウォータースプラッシュ。
これまでは、州都コルドバを中心に行われてきたが、2002よりカルロス・パスに移動する。

ここ数年の結果
2001年
 木曜夜、雨のSuperSSをColinが制した。勢いは止まらず、Leg1は6/8のTopTimeを出し後続を引き離す。
Leg2、SS11では火災を消化にきたトラックが突っ込むという事故で、シュコダ2台がリタイヤする。
レースはColinに唯一迫ったのがBurns。少しづつColinを追い詰めるが、Leg2終わって37.1秒差。
結局最終SS20,21とColinがTopTime。SS1からTopを譲らず2001年初勝利を収めた。
C.McRae,Burns(+26.9),Sainz(+1'46.4),Makinen(+3'12.6),Solberg(+3'47.0),Loix(+5'40.1)

2000年
 木曜のSuperSSを制したのはBurns。Leg1はGronholm,Sainz,BurnsがTopTimeを独占する。
セアトはWaterSprashでクラッチに問題、2台ともリタイヤした。
Leg1終わって、Sainz,Gronholm,Colin,Kankkunen,ギアトラブルのMakinen,オーバーヒートのBurnsのオーダー。
Leg2で雨が降り始め、SS11でSainzはガードレールにHit,リタイアという中、Burnsが踊り出る。
結局雨までも味方につけたBurnsはSS12から8連続Bestを出し、2000年3勝目。
Burns,Gronholm(+1'07.4),Makinen(+1'31.6),Kankkunen(+2'22.8),Loix(+8'23.6),Solberg(+10'59.6)

1999年
 3日のレッキ中2日が雨。いつもの乾燥したアルゼンチンはなかった。
Leg1、SS2でTopのColinはSS3で岩にHitしリタイヤ。3連覇のMakinenもギヤボックストラブルで振るわない。
SS6、Sainzがボンネットを閉め忘れ30秒ロス。Leg1はKankkunen,Burns,Auriol,Sainz,Makinenのオーダー。
Leg2は雨の中、勝負はBurns,Auriol,Kankkunenが争う形になる。
Leg3、SS18,19,21でTopのKankkunenが最終のSS22を残しTopのBurnsに1.2秒差に迫る。
SS22、Kankkunenが3.6差を付けTop、'94年Portugal以来の勝利を味わう。
Kankkunen,Burns(+2.4),Auriol(+39.6),Makinen(+1'25.2),Sainz(+2'28.1),Radstrom(+4'51.9)

 アクロポリス
[ラリー公式HP( 歴代優勝者 )]

特徴と傾向
 神々の宿る所、ギリシャのアテネを出発するラリー。
しかしながら、路面はサファリ以上と言われるWRCで最もタフなコースとなる。
また、6月は気温30度を超え、熱との戦いも繰り広げられる。

ここ数年の結果
2001年
 SS1はBurns,Solberg、SS2はSorberg,Martin、SS3はMartinとスバルが調子よくスタートする。
SS3でGronholmはサンプを割りリタイヤ。SS4からはSubaruがオーダーを嫌いFord勢が前に出る。
Leg2ではSS7でMartinがリタイヤ。SS9,10,11ではSainzが連続BEST。
Leg2を終えて、Colin,Sainz,Burns,Solberg,Rovanpera,Makinenの順番に。
Leg3、Burnsが逆転を狙うがSS15でコースオフし2分のロス、SS19でプロペラシャフトを壊しリタイヤ。
2位のSainzも最終SSでエンジントラブルからリタイヤ。Colinが3連勝を決める。
C.McRae(4h19'01.9),Solberg(+49.9),Rovanpera(+1'35.7),Makinen(+2'15.3),Delecour(+2'35.4),Bugalski(+4'00.2)

2000年
 SS1のTopはGronholmだったがSS3で転倒、Colin,Sainz,Burnsのオーダーとなる。
BurnsにはBrakeトラブル、RacingOverAllによるReidの脱水症状で2分のロス。Leg2よりTシャツに。
Leg2はFordのColinとSainzが1-2、Burnsが3分遅れの3位、新井、Kankkunenとつづく。
Leg3、ColinとSainzの争いとなるが、SS14後、チームオーダー発動。
納得できないSainzはペースを落とさずColinを抜くが、最終SSでColinに譲る。
C.McRae(4h56'54.8),Sainz(+22.9),Kankkunen(+6'38.3),Arai(+7'40.8),Schwarz(+9'11.0),Bakashab(+12'54.9)

1999年
 SS2のWaterSprashでGronholmがストップ、BurnsもComputerに水が入る。
その中でスバルがSS3-5を1-2で占めるが、Leg2でのオーダーを嫌いSS8ではスローダウン。
Burns,Colin,Makinen,Sainzの順となるが、Burnsは故意に遅刻し30秒のペナルティーで4位に。
策が当たったBurnsが先頭にたち、SS11でMakinenがかわされるが、SS12でMakinenはHitし4位後退する。
Leg3はMakinenがSS17でloss、SS18ではSainzも遅れ、Burnsがスバル移籍初勝利を収めた。
Burns(4h21'21.2),Sainz(+1'01.3),Makinen(+3'40.0),Loix(+4'12.4),Martin(+8'41.5),Kirkos(+13'56.5)

 サファリ
[ラリー公式HP]

特徴と傾向
 ナイロビにHQを置き、2002年に50回を迎える伝統的ラリー。
過去にはDutsunを駆るShekhar Mehtaの4年連続勝利('79-'82)など、日本との関連も深い。
また、Safariでは閉鎖されない為、SS(Special Stage)とは言わずCS(Competitive Section)と呼ばれ、
一般道をその時だけ超法規措置でRallyCarの走行を許可している形となる。
他には、ウイングランプやシュノーケルがサファリの特徴と言える。

ここ数年の結果
2001 (7/19-22)
 2月開催から7月になり、10度ほどの気温低下という例年との違いがあった。
 CS1ではSchwarzがSkoda初のRallyReaderとなるtop、BurnsはSus.を壊しリタイヤ。
ウェットとなったCS2でMakinenがtopに。ColinはClutch損傷しCS3を終えリタイヤ。
CS4ではAuriol(Roll),Gronholm(Sus.),新井(Sus.)がリタイヤする。
CS5ではSainzまでもがエンジントラブルでリタイヤとなる
結局、Makinenが優勝、Rovanperaが2位、3位はSchwarzでSkoda初の表彰台となった。
Makinen(8h58'37),Rovanpera(+12'37),Schwarz(+17'35),Delecour(+20'36),Loix(+1h44'02),Pozzo(+2h06'46)

2000 (2/24-27)
 CS1ではAuriolがSafari初出場のSeatを駆ってTOP。CS2ではMakinenが3本パンクでリタイヤ。
Michelinがムースでトラブルを起こすのと対照的に、Pirelliはムース無しで対応し大当たり。
Leg1を終えて、Burns,Kankkunen,Auriol,Solberg,Colin,Araiの順。
Leg2では、ColinがCS8でエンジントラブルによりリタイヤ。
Leg3は十分な余裕があるSubaru勢が1-2,SeatのAuriolが3位入賞となった。
Burns(8h33'13),Kankkunen(+4'37),Auriol(+22'44),Sainz(+28'18),Solberg(+31'27),Arai(+44'53)

1999 (2/26-28)
 ラリーはCS2で波乱を向かえる。Makinenがリア2本をパンク。観客の助けで交換するも12分のロス。
Leg1はThiry,Kankkunenがリタイヤし、Burns,Sainz,C.McRae,Auriol,Makinen,Liattiの順に。
Leg2、CS6でSainzは3本パンクし3輪走行で4位に。BurnsはCS7でSuspentionトラブルによりリタイヤ。
Auriolも3本パンクで、Leg2終了時点は、C.McRae,Makinen,Auriol,Sainz,Liatti,Duncanのオーダーに。
2位Makinenに既に14分以上の差を付けてたColinはFocusWRCでの初優勝を飾る。
また、2位で終えたMakinenだったが、CS2の行為により失格の判定。3位以下の繰り上がりとなった。
C.McRae(8h41'39.1),Auriol(+14'16.2),Sainz(+18'07.2),Duncan(+23'56.6),Solberg(+44'49.1),Rovanpera(+58'29.3)

1998 (2/28-3/3)
Burns(8h57'34),Kankkunen(+9'27),Vatanen(+9'52),Auriol(+14'26),Rovanpera(+2h05'38),Baumschlager(+2h20'01)


 フィンランド
[ラリー公式HP]

特徴と傾向
 以前は「1000湖ラリー」と呼ばれ、WRC中最速の平均時速120km、高速カーブとジャンプを特徴とする。
2002年に52回を迎えるが、Tommi Makinenの('94-'98)の5連覇、Hannu Mikkolaの7勝などがあり、
スカンジナビアン以外の優勝は'90のSainz,'92のAuriolの2回のみである。

ここ数年の結果
2001 (8/24-26)  SS合計距離:407.70km , Winner平均時速:120.4km
 KankkunenがHyundaiからノミネートされ、シーズン初登場する。
 SS1から3はGronholm,RovanperaのPeugeot勢が1-2を独占する。
SS2,優勝候補の一人のMakinenがSus.を壊しリタイヤ。SS7でGronholmはパンク、BurnsがTopに。
Leg1を終え、Burns,Gronholm(+3.5),Martin(+13.6),Auriol(+28.9),Rovanpera,C.McRaeのオーダー。
 Leg2最初のSS10でBurnsにパンク。Leg2を終え、Gronholm,Rovanpera(+14.2),Burns(+38.3),
C.McRae(+42.0),Martin(+1'07.3),Sainz(+1'27.4)と再度Peugeotno1-2。
 Leg3、RovanperaにSS19でパンク、SS21でShockが抜け4位に後退する。
Gronholm(3h23'12.8),Burns(+25.0),C.McRae(+32.3),Rovanpera(+33.9),Martin(+1'17.9),Sainz(+1'40.5)

2000 (8/18-20)  SS合計距離:410.18km , Winner平均時速:121.5km
 SS1-5まで全てTopのGronholmに追いすがるBruns,SS6,7,9,10をTopでLeg1を終えGronholmに4.9秒差。
Rovanperaは、Grifoneから新バージョンのCorollaWRCで、快調な走り出しを見せる。
Leg1はGronholm,Burns,Rovanpera(+25.0),C.McRae(+33.3),Kankkunen(+42.8),Makinen(+45.2)。
 Leg2最初のSS11、Burnsがロールオーバーしリタイヤする。これによりGronholmは余裕の走行に。
 Leg3、RovanperaがSS19のTCで誤記入により10秒Penalty、これに抗議しSS20でも10秒Penalty、
さらにSS20で岩にHit、Colinに抜かれる。その後、Penaltyは10秒のみとなる。
 注目の2位争いでは、SS22でRovanperaがColinを追抜くも、SS23、ColinがStageWinで再逆転する。  
Gronholm(3h22'37.1),C.McRae(+6.2),Rovanpera(+9.6),Makinen(+1'38.7),Lindholm(+3'06.0),Delecour(+5'05.0)

1999 (8/20-22)  SS総合距離:377.26km
 Makinenの6連覇なるかが注目された。SS4時点で1-2体勢のSubaru(Bruns,Kankkunen)だが、
Leg2のオーダーを嫌ってか、Gronholmに首位を譲る形に。
結局、Leg1はGronholm,Kankkunen(+3.8),Burns(+6.0),Radstrom(+9.6),Makinen(+18.3),Auriol(+23.4)
 Leg2、SainzがSS9-11で連続Topで8位から4位、MakinenもSS12Topなどで一時2位にまで上がってくる。
しかしながら、SainzはSS14スピンで後退、MakinenはSS14でクラッチトラブルでリヤイヤ、6連覇の夢は消える。
Leg2を終えTopはKankkunenen、10秒遅れSainz、更に6秒遅れのBurnsの争いとなる。
 Leg3では、SS19でBurnsがSainzを捕らえるも、残り少なく2位。
SS23はTV stage。リタイヤしていたAuriolとMakinenがPointを得る。またColinはengineトラブルでリタイヤする。
Peugeotは復帰後初ポイント、KankkunenはWRC記録の23勝目を挙げる。
Kankkunen(3h08'54.5),Burns(+10.3),Sainz(+18.0),Gronholm(+1'32.2),Rovanpera(+2'10.1),Gardemeister(+3'09.5)

 Deutschland
[Official Site]

特徴と傾向
(とりあえず)
 2002年よりWRCに格上げされたばかりのラリー。サーフェスはターマック。
ドイツの西に位置するTrierを拠点とする。
また、Fordのtechnical directorのChristian Loriauxにより、"Baumholder is the Safari of asphalt rallies,"と言っているほど荒れた路面になるらしい。
去年はBugalski,Delecour,Gronholmが昇格前に参加しており、それぞれ優勝,3位,4位でした。


 San Remo
[Official Site]

特徴と傾向
 モンテカルロから地中海を西へ100kmほど、イタリア国境の町サンレモ。
Catalunyaほど高速でなくCorseほど低速でない、平均的なターマックイベントとなる。

ここ数年の結果
2001 (10/4-7)  SS総合距離:378.12km
 ランサーがついにWRCarとしてお目見え。
 SS1で早くもBurnsがコースオフでリタイヤ。一方、Panizzi,Gronholmの1-2でスタート。
SS2でPuras,Bugalskiが1-2でCitroenが逆襲。SS3以降もCitroenがTopTimeを独占する。
 Leg2のSS7bでCitroenは明暗を分ける。Purasがコースオフでリタイヤ、Bugalskiもスピン。
ここでS1600では無敗、CitroenのXsaraに乗ったLoebが初めてのTopTimeを出す。
SS8ではBugalskiまでもリタイヤし、Leg2を終えPanizzi,Loeb(+34.5),Auriol(+41.8)となる。
 最終日、SS4つを残しPanizziは余裕の構え。結果ManufacturerではPeugeotがフルポイント。
Panizzi(4h05m49.5),Loeb(+11.4),Auriol(+54.9),Sainz(+1'11.9),Travaglia(1'32.1),Delecour(2'28.6)

2000 (10/22-24)  SS総合距離:344.98km
 Colinは前戦Corseの傷も癒えないままに参加。レースは下馬評通りPeugeotが先行する。
が、SS2が終わりDelecourが同じPeugeotのPanizziが違法レッキをしたと猛抗議する。
Leg1を終えPanizzi,Delecour,Burns,Sainz,Liatti,Gronholmの順。
 Leg2、付いてきてたBurnsもSS10でクラッシュしリタイヤ。
こうなるとPeugeot1-2は安泰になり3位争いに注目が集まる。
Leg2終わって3位MakinenにGronholmが1.7秒差でつける。
Leg3はSS16と17しかなく、SS16でのGronholmはハーフスピン、Makinenが抑えきる。
Panizzi(3h52m07.3),Delecour(+16.8),Makinen(+53.0),Gronholm(+1'02.3),Sainz(+1'11.3),C.McRae(+1'40.0)

1999

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