「四苦八苦」は仏教用語!
 

 四苦は、通常、生老病死を指します。生まれる、老いる、病む、死ぬという、人間な

らば誰でも避けて通れない宿命を、 苦と捉えているわけです。 釈迦は更に、 この四

苦に4つの苦が加わると分析し「四苦八苦」と定義してます。これが、愛別離苦(愛す

る人ともいつかは離別しなければならない)・怨憎会苦 (イヤな奴や嫌いな人でも会

わなくてはならない)・求不得苦 (欲しいものが得られない)・五陰情苦 (食欲や性欲

が過ぎて自制が利かず心が乱れる) です。 “お経を唱えたり仏像に手を合わせて拝

礼したり、滝に打たれたり座禅を組んだりして修行する事が仏教だ”と、思い込んでい

らっしゃる方が多い様ですが、 こうして人間を多岐にわたって分析している所から見

ても、仏教は、意外と理論的かつ摩訶不思議さの少ない、現代人にも通用するキッチ

リとした理念が備わっている“奥の深い教え”と言えます。 何せ仏教には四万八千も

の法門(教え)があり、それを体得しようと仏門に入った者達は「衆生無辺誓願度(仏

の説く法を少しでも多くの人達に伝え幸福に導こう)」、 「煩悩無尽誓願断(尽きぬ煩

悩を断とう)」、 「法門無量誓願学(仏の説く無数の法を少しでも多く学ぼう)」、「仏道

無上誓願成(奥が非常に深い仏の説かれた道を、果てしなく極めて行こう)」と言う誓

願(四弘誓願=しぐぜいがん と言います)を立てる事が求められる位ですから…。 _

 
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