ヒグマと出会わないために
ヒグマは本来、人間と共存すべき貴重な野生動物なのですが、時として凶暴性を発揮するため、ヒグマの生息地域に足を踏み入れる際は十分に注意しなくてはなりません。ましてやヒグマの写真撮影などは素人にとってほとんど無理であり、非常に危険な行為といえます。一般人である私たちは、ヒグマに近づかないように、出会わないように注意する必要があります。ヒグマに出会わないためにすべきことは次のようなことです。
- テレビや新聞などの情報に気をつける。
- 入山前に営林署、役場などから情報を集め、出没している地域は敬遠する。
- なるべく一人での入山は慎み、多人数で行動する。
- ヒグマが行動を開始するのは薄明け時や雨、濃霧の時である。このような時の行動は慎む。
- 出没しそうな地帯を通るときは、笛を吹く、大声を上げる、空き缶を叩く、鈴をつけて歩くことなどが有効である。ただし花火など、不意に驚かすようなことはしない方がよい。
- 休憩や野営は、ヒグマの爪跡、高山植物の掘り返しのある所ではしない。また、野営をするときには、荷物を外に置かない。
- 大小便をするためハイマツや潅木帯に入るのは、ヒグマのねぐらに近づくことにもなる。特に、ハイマツや木の実が熟する秋は要注意である。
- ヒグマに人間の食べ物の味を覚えさせない。つまり、残飯、包み紙などはすべて持ち帰ること。埋めても嗅覚が強いので掘り返される。
- もしヒグマを目撃したら、近くの営林署に通報する。
Last update: 98/05/30